DeskProto

リファレンスマニュアル

Including Essentials, Screen Layout and Command Descriptions.


Desktop Prototyping software,
to quickly generate prototypes using a desktop CNC milling machine.

Version 3.0
Copyright (c) 1995, 2001, Delft Spline Systems.

Delft Spline Systems
PO. Box 2071, 3500 GB Utrecht, The Netherlands.
Internet http://www.deskproto.com



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目次

免責事項

概要

スクリーン・レイアウト

内容

コマンドリファレンス(メニュー順)
File menu (ファイルメニュー)
Edit menu (編集メニュー)
View menu (表示メニュー)
Parameters menu (パラメータメニュー)
Create menu (作成メニュー)
Options menu (オプションメニュー)
Help menu (ヘルプメニュー)
互換性をもつCADソフトウェア

索引

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免責事項

全てのフライス盤は(NCであるかにかかわらず)危険です。フライス盤での作業は、ワークピースあるいは機械のいずれかの破損、あるいはあなた自身が怪我をする可能性があります。したがって注意し、常に切削パスを機械に送る前にチェックしてください。―あなたが初心者ユーザである場合は、経験を積んだ同僚にそれらをチェックしてもらってくださいい。

Delft Spline Systems、代理店、及び中間業者はこのソフトウェアの使用に関する損害について一切の責任を負いません。

DeskProtoはDelft Spline Systemsの登録商標です。
Windowsはマイクロソフト株式会社の商標です。
他のすべての商標はそれぞれの所有者によって所有されます。

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概要

DeskProtoが提供するもの

DeskProtoは、ラピッドなプロトタイピングのための設備を必要とするすべての会社のために意味があります。
ステレオリソグラフィ機械および他の階層状の製造するシステムは高価すぎます。しかしながら、DeskProtoと結合した軽いCNCフライス盤はデスクトップ・プロトタイピングを手頃に提示します。その利点は明らかです。もはや多くの日を待つ必要がありません。あなたのプロトタイプは数時間内に準備ができています!設計プロセスは明白に加速されるでしょう。
DeskProtoの2つの異なるバージョンが利用可能であることに注意してください。全機能版とライト版があり、後者はDeskProtoの機能の一部分のみです。

動作について

DeskProtoの出発点はSTLファイルからです。
このファイル形式は全てのラピッドプロトタイピングには標準の形式で、図形の表面を形成するためにそれらの端で接続している小さな三角形の形を記述しています。どんな現在の3D CADシステムもこの種のファイルを書くことができます。さらに「3D faces」(3D Studio Maxのような)を含んでいるDXFファイル、およびVRMLファイルも処理することができます。
DeskProtoの中で新しい図形を作成することは可能ではありません(それはCADソフトウェアではなく、ラピッドプロトタイピングだからです)。DeskProtoは、別のプログラムによって作成されたファイルを単に読み、その内容を表示します。ポイントは、図形を拡大縮小、変換、回転することが可能です。いくつかの切削パラメーター(ツール、必要な精度など)を入力した後に、DeskProtoは切削パスを計算するでしょう。パスが丸のみが外れるようにモデルを破損する危険はありません。自分のオフィスのデスクトップCNCフライス盤上でツールパスプログラムを実行してください。そうすれば、数時間内にプロトタイプを使えるようにしておくでしょう。

動作環境

DeskProto V3は32ビットのMicrosoft Windowsアプリケーションです(それにはWin 95,98,ME,NT,2000,XP、あるいはそれらより新しいWindowsが必要です)。最小限必要なのハードウェアは、32MBのRAM、40MBの空きディスク・スペースおよびドングルのためにパラレルポートを備えたペンティアムPCです。それより速いほどより良い。またOpenGL互換性をもつ3Dグラフィックスカードの使用が勧められます。

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スクリーンレイアウト

Screen layout

DeskProtoの表示画面は上記のようになっています。本章はスクリーン上の各要素についての短い説明です。上部から下部にかけて、次の要素が存在します。

* 最上部はタイトル・バーと呼ばれ、通常は青色です。そこには現在のプロジェクトの名前、DeskProtoおよびいくつかのウインドウズ・アイコンを含んでいます。

* メニューバーは次の行で、通常は灰色です。黒くなっている項目はプルダウン可能なメニューを含んでいます。

* 下の行にはツールバー(ボタンバー)があり(通常は灰色)、「押しボタン」として使用することができる多くの絵(アイコン)を含んでいます。

* ピクチャーウィンドウ。ツールバーの下の大きな表示部(画面の右の部分)は1つ以上の図形を表示するために使用されます。

* ピクチャーウィンドウの左のプロジェクト・ウィンドウにはプロジェクトツリーが表示され、現在のプロジェクトの構造を示していします。

* 最後に、最下段のステータスバーは、DeskProtoコマンドについての特別な情報、およびいくつかの標準のウインドウズ・メッセージを表示します。

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メニュ−バー

menubar

メニューバーにはDeskProtoで利用可能な全てのコマンドがあります。よって、このマニュアルの次の章のコマンドリファレンスはプルダウン・メニュー順に書かれています。メニューバー中の各アイテムはプルダウン・メニューとして表示され、それはアイテム上にカーソルを置き左のマウスボタンのクリックにより表示されます。次のアイテムが存在します:

File ファイル機能と印刷できます
Edit 標準のWindowsの編集できます
View 視点と表示のコントロールできます
Parameters 図形と切削パラメータを変更できます
Create ツールパスの計算と保存ができます
Options デフォルトの環境を変更できます
Help オンラインヘルプ

menuitem

上記の図はコマンド一覧として、1つの画面中に利用可能なオプションをすべて示します。ヘルプ・メニューがDeskProtoの全機能版とライト版では異なることに注意してください。ResgisterおよびUpgradeコマンドはライト版にのみ利用可能です。

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ツールバー



このバーのボタンはコマンドを素早く実行できます。1回のマウスクリックが2手順分の時間を節約できるので、良く使うコマンドに有用です。
すべての機能はメニューバーを使っても見ることができます。次のボタンが存在します:

 ツールバー中の最初のボタンは新しいプロジェクトを作成します。
 FileメニューのNewと同じです。

 2番目のボタンは既存のプロジェクトを開きます。(DPJファイル)
 FileメニューのOpenと同じです。

 現在のプロジェクトを保存します。(DPJファイル)
 FileメニューのSaveと同じです。

 プロジェクトに図形ファイルを読み込みあるいは追加します。
 FileメニューのLoadGeometryと同じです。

 現在表示されているすべて画像を印刷します。
 FileメニューのPrintImageと同じです。

 印刷イメージを表示します。
 FileメニューのPrintImagePreviewと同じです。

 図形の情報ダイアログ・ボックスを表示します。
 ViewメニューのGeometryInfomatinと同じです。

 プロジェクトツリーウィンドウを表示(または非表示)します。
 ViewメニューのProjectTreeと同じです。

 ウィンドウのレイアウトを変更します。
 ViewメニューのLayoutと同じです。

 表示内容を変更します。(表示できる内容がある場合)
 ViewメニューのSubjectと同じです。

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 現在の視点(カメラ・ポジション)を変更できます。
 ViewメニューのViewpoint内のCustomと同じです。

 現在の視点を上面からにします:視点角度(X0,Y0,Z0)
 同じく正面にします:(-90,0,0)
   同じく右側にします:(-90,-90,0)
   同じく底面にします:(0,180,0)
   同じく後面にします:(-90,180,0)
   同じく左側にします:(-90,90,0)
グレーの正方形は図形が見られる方向を示します。
これらの視点は、それぞれ視点高さX0,Y0,ズーム100で示されます。

 現在の視点をアイソメトリックにします。

 標準の視点にします。(ユーザが選択した領域)

 一つ前の視点に戻ります。


 マウスの機能を回転に変更モードにします。

 マウスの機能を視点高さの変更モードにします。

 マウスの機能をズームモードにします。

 マウスの機能を選択領域の拡大モードにします。

上記の4個のボタンはセットになっていることに注意してください:
常に4つのうち1つのみが選択されています。

 すべてをズームします:図形の全体を表示します。拡大率100%。

 拡大:15%拡大表示します。

 縮小:15%縮小表示します。

 DeskProtoオンラインヘルプを開きます。
 ヘルプメニューのHelpTopicsと同じです。

 コンテキストヘルプ:特定の部分に関するヘルプを見るには、このボタンをクリックした後に画面上の任意の部分をクリックします。

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ビューウインドウ



ビューウインドウは作業中の図形を表示しています。そこには図形の異なる表示をすることができます。例えばオリジナル図形のライン表示、あるいは計算されたツールパスなど。これらの表示のどれが示されるかは「Subject in View」ダイアログボックスで定義できます。

ビューウィンドウの淵にあるサムホイールは、カメラポジションを変更する容易な方法を提供します。ホイール上でカーソルで左のマウスボタンを押しながらマウスを移動させることにより使用できます。矢形のカーソルがガイドします。回転する場合、あなたを助けるための隅の小さな軸立方体(案内表示)を見てください。3つの赤いサムホイールは回転(3つの軸)をコントロールします。2つの黄色の車輪は視点高さ(水平および垂直)をコントロールします。また、青いものはズームをコントロールします。

ステータスバーは、プロジェクトツリーで現在選択された項目に関する情報を示します。

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プロジェクトウインドウ


DeskProtoの画面の左のプロジェクトウィンドウは、プロジェクトの階層的な構造に関する情報を示しています。「プロジェクトツリー」は、隣に対応する名前を備えたアイコンツリーとして、定義された範囲および工程を示しています。上図の例にで、プロジェクト「トルソ」は2つの加工範囲を含んでいます、それらには各々2つの工程があります。

常に1つの加工範囲が選択されています:この部分はビューウィンドーの中に表示されます。また、プロジェクトツリーに、そのアイコンが色付きで表示されます。いくつか加工範囲がある場合には、他のすべての加工範囲アイコンは灰色になります。ツリーの加工範囲の項目をダブルクリックすることにより現在使用できると加工範囲とすることができます。
工程は表示されるかも、表示されないかもしれません:もし表示できる場合は、ビューウィンドーの中に表示されます。またツリーのアイコンはカラーで表示されます。いくつかの工程がある場合には、表示されないものもから表示できるすべての工程までが表示されてしまいます。ツリーのその項目をダブルクリックすることにより工程を表示することができます。再びダブルクリックするとそれを非表示にします。

ツリーの項目上のシングルクリックによって、それを選択することができます(青く表示されます)。DeskProtoはそれにより、画面下部のステータスバーに選択された項目の主要なパラメーターを表示します。次にツリーの非常に手軽な使用は任意の項目上で右クリックすることです:するとDeskProtoは、「コンテキストメニュー」をポップアップさせるので、その項目を編集ために必要なオプションを表示します。

プロジェクトウィンドウを表示しない場合:プロジェクトツリー表示領域がアクティブであることはViewメニューの中を見てください(該当項目の前に「v」がチェックされています)。そうでない場合は、クリックすることによりそれをアクティブにしてください。

マウスを使用してプロジェクトツリーウィンドウとビューウィンドーの間の境界をマウスでドラッグすることにより、プロジェクト・ウィンドウのサイズ(幅)を変更することができます。

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コマンドリファレンス
(メニュー順)

FIleメニュー

このメニューはプロジェクトを開始、終了するように、ファイル管理に対する(プロジェクト)オプションを含んでいます。また、印刷オプションもここで利用可能です。

Editメニュー

Editメニューは、利用可能である標準的なウインドウズの編集機能を利用できます。それらはDeskProtoのような3D CAMパッケージにかぎりません。

Viewメニュー

Viewメニューにおいて利用可能な機能は、画面表示についてのコントロールです。

Parameterメニュー

次はDeskProto中央にあるメニューです。ここでは、希望のツールパスをDeskProtoに計算させるために必要とされるパラメーターをすべて入力することができます。

Createメニュー

このオプションは実際の切削加工の計算を始めて、その結果を1つ以上のNCプログラムのファイルとして書き出します。

Optionメニュー

このオプションは、DeskProtoの初期設定、機種の一覧、ポストプロセッサーおよびツールの一覧を編集することができます。

Helpメニュー

このオプションはDeskProtoのヘルプを呼び出します。初心者ユーザは「QuickStart」が役に立つかもしれません。また、DeskProtoライトではこのメニューがライセンスを登録するオプションとなります。

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Fileメニュー



ファイルメニューはプロジェクトファイルの開始と保存および、プロジェクトに対し図形の読み込み/書き出しをするオプションを含んでいます。すべての印刷オプションはファイルメニューから利用可能です。(それはウインドウズにおいて慣習的となっています)印刷オプションの下の「最近のファイルリスト」が使用した最後のプロジェクトファイルの名前を示してあります。それを単に選択することにより容易に再びこれらのプロジェクトのうちの1つを開くことができます。DeskProtoは プロジェクトファイルが保存された場合、保存場所を覚えています。最後はウインドウズ習慣に従い終了のコマンドです。

New

新しい図形の処理をしたい場合、このオプションを使用して新しいプロジェクトを作成しなければなりません。DeskProtoが開かれると「Untitled」と呼ばれる新しいプロジェクトを自動的に始めます。したがって、すべての場合に開いたプロジェクトが存在します。Newコマンドを実行すると、DeskProtoは別のプロジェクトが現在開いている場合、前のプロジェクトを保存するよう促すでしょう。

  このオプションは、ツールバーにあるボタンを押すことにより実行することができます。

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Open

あなたが既存のプロジェクト(拡張子が「.DPJ」のファイル)を開きたい場合は、このコマンドを選んでください。 DeskProtoによって作成されたプロジェクト読み込むことができます。 このコマンドは標準のウインドウズ「ファイルオープン」ダイアログボックスを表示するでしょう:



「ファイル名」入力欄に開きたいプロジェクトファイル名を記入してください。ファイルが現在のデータディレクトリーに格納されている場合、それはプロジェクトファイルのリストから選ぶことができます。そうでなければ「ファイルの場所」欄の変更によりディレクトリーを変更してください。

プロジェクトファイルを開く時、使用された図形のファイルは再び読まれます。したがって図形のファイルは、プロジェクト・ファイルが保存された時に存在したのと同じ場所にあるものとして読み込もうとします。もし図形ファイルを見つけることができない場合(例えばDPJファイルが異なるコンピューターシステムからコピーされた時など)、エラーメッセージが表示されます。



OKボタンを押した後、プロジェクトパラメーターの編集ダイアログボックスが表示され、図形ファイルの正しい保存場所を選択することができます。

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なお、DeskProtoに付属したサンプルプロジェクトを開く時、警告ウインドウが表示されることがあります。



このメッセージは気にかけないでください。DeskProtoは自動的にあなたのデフォルトの機種を選択します(どんなユーザも異なる機械を持つとともに、サンプルのプロジェクトは機械が定義されていないからです)。

  Openコマンドはツールバーのボタンを押すことにより実行することができます。
  「Close」コマンドは存在しません。「New」「Open」「Exit」コマンドのどれかを使用すると、現在のプロジェクトを閉じることができます。

Save

現在のプロジェクトを保存するにはこのコマンドを使用してください。プロジェクトファイルは、すべての加工範囲および工程についてのパラメーターが記録されています。現在表示されている画面についてのセッティングも保存されます。

ファイルはそれ自身の名前でダイアログの表示無しで保存されますが、ファイル名を付けられていない場合(プロジェクトタイトルが「Untitled」)、「Save As」コマンドを選択した場合は異なる名前で保存するために、別名で保存のオプションが表示されます。

プロジェクトファイルは図形の情報を含んでいません。したがってこのコマンドを使用しても、図形は変更されません(DeskProtoは図形を変更することができません)。図形の保存に関する詳しい説明は、「Save Geometry」(後述)を参照してください。

  このオプションはツールバーのボタンを使用することにより実行することができます。

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Save As

異なるファイル名で現在のプロジェクトを保存したり、異なる場所へ保存する場合はこのコマンドを使用してください。現在のプロジェクトの名前は変更され、プロジェクトは新しいファイル名で保存されます。古いファイル名のプロジェクトファイルは、それが保存された最後の状態でディスクに残ります。

この「Save As」コマンドは、標準的なウインドウズの保存ダイアログボックスが使用されます

Start Wizard

このコマンドはDeskProtoウイザードが始まります。CAD図形に基づいたNCプログラムファイルを作成するため、完全な過程を通じてあなたをガイドする強力なオプションです。ウイザードではいくつかの機能を加えられません。ウイザードによって行われたアクションは、同様にDeskProtoの標準のユーザインターフェースを使用してもすべてを達成することができます。ウイザードは単に、正確に順序のパラメーターを示しそれらのセッティングのための適切なガイドを表示することにより、各種の設定をより容易にするものです。上部の黄色のラインは、標準のユーザインターフェースのどこに現在のパラメーターがあるかを示しています。



ウインドウズでは、ウイザードがそのような補助を提示する標準の方法です。

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基本的にウイザードは、各ページごと「次へ」のボタンを押すことにより、順番に一つずつ処理してゆくダイアログボックスです。前のページを見るために「戻る」ボタンを使用することができます。最後のページは「次へ」ボタンの代わりに「完了」ボタンを提示するでしょう。上記の例は、DeskProtoウイザードの1ページ目です。

ここでは異なる3種のウイザードが利用可能です。
― 「basic milling wizard」は初心者ユーザ向けで、可能な場合は常にデフォルトの数値を使用してNCプログラムファイルを作成する最も簡単な方法を示します。

―「two-sided milling wizard」は経験を積んだユーザ向けで、両面からブロックを切削してモデルを作成するための過程をガイドします。DeskProtoチュートリアルのこの章を参照してください。

―「rotation axis wizard」は、回転式焼肉器のようにX軸と平行な保持装置を持ち、切削中にそれを回転させられるロータリーテーブルを装備した機種でのみ使用することができます。この種の回転軸は「A軸」と呼ばれます。
DeskProtoライト版では、「basic milling wizard」だけが利用可能であることに注意してください。

「show this wizard on startup」オプションはその通りに実行します。それをチェックした場合、あなたがプログラムを始める時、DeskProtoは自動的にウイザードを示すでしょう。それをチェックしなければ、Fileメニューの中のコマンドを使用してウイザードを始めることができます。

これ以上ウイザードの説明は必要ありません。それは明白だからです。さらに個々の個別のウイザードページでヘルプが利用可能です、それを読むためにはヘルプボタンを使用します。

Load / Add geometry

新しいプロジェクトを始めた場合、最初に作業のためのCAD図形ファイルを読み込みたいと思うでしょう。新しいプロジェクトでは、このオプションを「Load Geometry」と呼びます。しかし図形ファイルが既に読み込まれている場合には「Add Geometry」と呼ばれます。DeskProtoは複数の図形ファイルを読み込むことができます。ツールパスはすべての図形ファイルを結合して計算するでしょう(あたかも2つの図形が一つであるかのように)。

表示されるファイルオープンダイアログで、読み込む図形ファイルを選択することができます。通常、現在のデータ・ディレクトリー中の読み込み可能なすべての図形ファイルが表示されるでしょう。それら読み込み可能なファイルはSTL、DXFおよびWRLです。「ファイルの種類」欄の右側の三角をクリックすることにより、種類の一覧から変えることができます。

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ファイル名一覧から幾何学ファイルを選択するか、ファイル名入力欄に入力して「開く」を押してください。

  このオプションはツールバーのボタンを使用することにより実行することができます。

Save Geometry as

この機能によって図形を異なるファイルフォーマットとして出力でき、またいくつかの図形を結合し1つの新しいファイルとして出力します。
3種類の異なるファイルに対応しています。STL(ステレオリソグラフィフォーマット)、DXF(データ交換フォーマット)およびWRL(VRML WoRLDフォーマット)です。「Save As」コマンドで表示されるダイアログボックスの左下角に希望のファイル・タイプを選ぶ「フォーマットの種類」フィールドがあります。右側で三角を押した後に利用可能なファイルの種類は示され、希望のものを選択することができます。



各フォーマットごとの違いに関してより多くの情報はヘルプファイルにあります(「Supported File types」)。前述しましたが、DeskProtoは図形幾何学を変更しません。新しく保存された図形は正確にオリジナルの図形と同じになるでしょう。ファイルフォーマットだけが変わります。

Print Setup

このコマンドは、プリンタを設定するためのウインドウズの標準の設定画面を表示します。表示されウィンドウで選択することができるオプションは、接続されているプリンタや、インストールされたドライバー依存します。この項目についての詳細はウインドウズのマニュアルを参照してください。

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Print Image Preview

このコマンドは画面に「Print Image」コマンドを実行したときに生じる印刷結果がどうなるかを表示します。それには現在の印刷セッティングが反映されます。

  このオプションはツールバーのボタンを使用することにより実行することができます。

Print Image

このコマンドは、表示されているすべてのビューウィンドウを印刷します。DeskProtoは印刷開始する前に印刷パラメーターを設定することができるように、ウインドウズの標準印刷ダイアログボックスを表示します。

  このオプションはツールバーのボタンを使用することにより実行することができます。

Print Project Data

このコマンドはプロジェクトに関する情報を印刷します。プロジェクトに含まれるすべての加工範囲およびすべての工程、パラメーターを印刷します。印刷されたページはバックアップ、またはプロジェクトのドキュメントとして使用することができます。

DeskProtoは印刷開始する前に印刷パラメーターを設定することができるように、ウインドウズの標準印刷ダイアログボックスを表示します。

Exit

DeskProtoを閉じるにはこのコマンドを使用してください。もし必要ならばプロジェクトデータを保存するように促されるでしょう。

このオプションはタイトルバーのボタンを使用することにより実行することができます。



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Edit menu



標準のウインドウズ編集メニューに該当するコマンドは非常に限られています。したがって、このメニューは非常に短くなっています。

DeskProtoは3Dソフトウェアでは利用できない、「元に戻す」および(2D)タイプの「切り取り」「貼り付け」「選択」といったクリップボード機能を持っていません。したがってイメージのコピーと、プロパティコマンドだけが残ります。

Copy Image

このコマンドはDeskProtoのビューウィンドウ(現在使用中のウインドウを含めた)の内容をウインドウズクリップボードへコピーすることができます。DeskProtoの中ではその効果を見ることができないことに注意してください。その後クリップボードの内容は2Dグラフィックスを表示することができる任意のウインドウズアプリケーションへイメージを貼り付けることができます。

Properties

マイクロソフトの仕様書に従い、このコマンドは現在選択されたアイテムの特性(パラメーター)を編集するためのダイアログボックスを表示します。これは選択されたプロジェクトツリーの項目(プロジェクト、加工範囲あるいは工程のいずれか)、または使用中のビューウインドウのいずれかです。後者の場合、DeskProtoは視点変更ダイアログボックスを表示します。

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View menu



ビューメニューで利用可能なコマンドは表示方法を変更するものです。バー、ウインドウ、ビューウインドウ、カメラの位置、図形その他外観などです。

Toolbar

このコマンドはツールバー(ボタンの列。このマニュアルの「Screen Layout」の章を参照)を表示または非表示にします。ツールバーが表示されている場合、チェックマーク(「V」形状)がプルダウンメニューの中のコマンドの前にあります。

Status bar

このコマンドはステータスバー(スクリーンの最下部、このマニュアルの「Screen Layout」の章を参照)を表示または非表示にします。ステータスバーがが表示されている場合、チェックマーク(「V」形状)がプルダウンメニューの中のコマンドの前にあります。

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Geometry Infomation



この情報ウインドウは、現在の図形の加工範囲についての情報を、図形が変形されたことを含めて表示します。4つの異なるタブページがありします。

General

ファイルに関する情報:ファイル名、保存場所、サイズ
その内容に関する情報:面(三角形)およびポイントの数。

Original

読み込んだ図形ファイル(CADソフトで作成された)の、オリジナルの図形の座標系。これらの値はすべての部分において同じです。

Tranfomed

「Tranformed」の値は中間の結果(現在の加工範囲)です:Transformページのパラメーターがすべて適用されます(縮尺、ミラー、回転)。他のパラメーター(加工範囲と変更)はこの後に適用されます。

Part

この座標系のプロトタイプが機械加工されます。切削機上にセットされたワークピースを、この座標系のように切削します。

すべてのタブページで、座標は最小、最大およびデルタ値で表示されます。最小および最大値は機械上にワークピースのゼロ位置(ホームポジション)を決めるために必要です、デルタ値は機械加工される材料を準備するために使用することができます。
右上隅の小さな三角ボタンに注意してください。このボタンの使うとタブページが展開し、多くの完全な情報をすべて同時に見ることができます。

 ショートカット:ボタンを使用してください。

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Project Tree

このコマンドはプロジェクトウィンドウの表示、非表示を切り替えます(プロジェクトのツリー構造の表示ウィンドウにいついては、このマニュアルの「Screen Layout」章を参照)。プロジェクトツリーが表示されている場合、チェックマーク(「V」形状)がプルダウンメニューの中のコマンドの前にあります。

Layout

このコマンドはビューウィンドウのレイアウトを変更できます。
 ショートカットするには、DeskProtoツールバーからこのボタンを使用してください。



1〜4分割された6つのあらかじめ定められたウィンドウレイアウトがあります。すべての表示における視点の設定はプロジェクトファイルに保存されています。右側の2つのレイアウトは主な表示方法をあらかじめ定めました:上面図のT、正面図のF、右側面図のR、およびデフォルト表示のDEF。そのようなレイアウトは非常に手軽で、迅速に図形の印象を得られます。

注意:
複数の表示エリアを持つウィンドウでは、表示エリアのうちの1つが使用中の表示エリアとなります。表示エリアの内側を左のマウスボタンのクリックにより使用することができます。使用中の表示エリアの周りに現われるブルーラインで確認してください。
サムホイール、ビューボタンおよびビューコマンドは現在使用中の表示エリアにのみ有効です。

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Mouse function

ビューウィンドーの内側で左のマウスボタンの操作によってこのコマンドが機能します。異なる4つの機能が可能で、常にどれか1つが有効になっています(4つの機能がトグルで切り替わります)

Rotation

あなたの図形を回転させるためにマウス(ビューウインドウの内側で左のマウスボタンを押したまま移動させる)を使用します。図形が大きなガラス球体の内部にあると想像してください。あなたはマウスで球体の任意の場所をつかみその中心点を基準に図形を回転させることができます。これは(仮に)画面の左上部をつかんで動かすのと、画面の左下部をつかんで移動するのとは異なる結果になることを意味します。
図形が回転しない場合はカメラポジション(視点)に注意してください。回転中は方位指示器(画面の左下の小さな軸立方体)が、図形と一緒に回転するのを見ることができます。図形を回転させたければ、加工範囲パラメーターの中で適切なオプションを使用してください。

Pan

マウスを使用してあなたの図形の視点位置を変更します(左上方向や右下方向など、画面上でそれを動かします)。ズームした時、図形の見たい部分を決定することができます。

Zoom

マウスを使用して拡大または、縮小表示します。マウスを上に移動させると縮小表示(図形を押し離す)、下へ移動させると拡大表示(図形を引き寄せる)です。画面中心は同じ位置のままです。

Zoom Window

マウスを使用して画面の任意の部分を拡大表示します。長方形の領域の1つの角を決めるために左のマウスボタンをクリックし、ボタンを押したままマウスを移動させて、反対の角に到着したらそれを離してください。画面上の長方形の領域が大きく表示されるでしょう。

最初の3つの機能については、マウス移動の間、図形が連続的に再描画されます。図形ファイルのサイズや、コンピューターおよびグラフィックスカード双方の速度によっては、再描画に多少の時間がかかるでしょう。再描画が遅すぎる場合、連続的に再描画するように硬性要素の数に影響を及ぼすことができます。 「Option - Preferences - Advansd」メニューを参照してください。

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Subjects



使用中の画面の「表示項目」を変更するにはこの機能を選んでください。
表示項目はビューウィンドウ内に表示されます。いくつかある表示項目の1つも選ばないこともできます(その場合は何も表示されません)。Viewメニューから、あるいはビューウインドウの内側で右のマウスボタンを押すことによりこのコマンドそ実行することができます。4つの異なる表示項目が1つのウィンドウ内に表示可能で、変更はすべて使用中の画面のみに影響することに注意してください。

Title

表示のタイトルは、画面と印刷物において図面の左上隅に表示されます。

Orientator


各表示画面の左下隅の小さな軸立方体は、2D表示を3次元的に解釈するために「方向指示」の手助けをします。それは表示、非表示を切り替えることができます。この方向指示器は、あなたの画面の左下隅に表示されます。それは原点位置を示すものではありません。

Orientator on workpiece zero point

この2つめ方向指示器は、ワークピースの3D原点位置を示します。このポイントの場所は、加工範囲パラメーター中のTranslateオプションによって影響を受ける場合があります。

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Geometry, redred

図形(三角形群が図形ファイルから読まれます)は、すべての三角形に色が付き「固体」として表示されます。その方が図形を理解しやすいので、これは標準で表示される項目です。すべて変形された後の図形が画面に表示されます。それが切削機に置かれプロトタイプとなります。
Geometry rederd, option: render backfaces
DeskProtoは通常は、各面のうち目に見える1面だけを面描画します。反対側(図形の内部の面)は、backfaceと呼ばれ面描画されません。これはDeskProtoの描画速度を増加させます。あなたが図形としてSTLファイルを選択した場合、このオプションを安全に使用できます。このファイル形式は各面のどれが外側の面かが解っています。
DXFファイルを使用する場合は、このオプションは推奨されません。DeskProtoは、各面の外側面がどれか選択してしまいます。間違って裏面と選択されてしまった場合、黒く面描画されてしまいます。これと同じ結果は汚いSTLファイルの場合にも現れるかもしれません。このオプションを使用すると表示を修正することができます。結果、各面とも両面が面描画されるでしょう。

Geometry, wireframe

ここでは図形の表現を単純なラインのみで表現します。これは図形を面描画するより速いです。
Geometry wireframe, option: remove hidden lines
モデル後部の目に見えない部分の面を非表示とし、全てのワイヤフレームがすべて見えてしまうため解釈することが必ずしも容易だとは限らない図面を作成します。このオプション使用すると、後ろの(隠れた線)を非表示とすることができます。

Geometry, points

各面の3つの頂点だけ(コーナーポイント)が表示されます。ワイヤフレームおよび面描画が選択されていない場合のみ、これらを見ることができます。

Segment

セグメント項目のチェックされ加工範囲が存在する場合、長方形(緑のラインで)の表示されます。詳細は、Part Parameterの章を参照してください。

Operation-dependant subjects

表示されている項目をクリックしてオン、オフすることにより0以上の工程を選択することができます(表示されます)。

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1つを越える工程が現在の加工範囲にある場合、各工程は独自のZ-Gridおよびツールパスを持ちます。これらをすべて同時に表示すると詳細に表示されすぎて非常に判りにくいので、一つずつこのオプションを使用して、それらを表示します。

Sub-segment

Sub-segmentをチェックすると、図面の部分工程を長方形で表示できます。
詳細は、Operation Parameterの章を参照してください。

Z-Grids

Z-Gridは図形とツールパスの中間段階です。通常は図形のこの表現を気にする事はありません。しかしながら、何が実際に起こっているか確かめることは有用かもしれません。例えば図形の穴がモデルにおいて見当たらない場合、Z-Gridでチェックすることができます。穴がそこに示されたなら、原因はツールが大きすぎるので穴に入ることができなかったのです。もし穴がZ-Gridにおいても表示されない場合、エラーの原因は図形にあるでしょう。

Z-Grid, rendered

上記と同じ項目でワイヤフレームの代わりに面描画がされます。この表示は切削されるモデルの一種のシミュレーションとして使用することができます。Z-Gridは多くのポイントを含んでいるので、面描画にはある程度の時間をとるかもしれません。

Toolpaths

DeskProtoに関する限り、これが実際の最終結果です。このツールパスは保存されNCマシンに送られるます。また切断ツールがこのパスをたどれば、希望のプロトタイプが自動的に作成されるでしょう。これはNCマシンを作動始める前に見るべき非常に重要な表示です:どんなエラーも切削の前に見つけられます。
まだツールパスの計算をしていない時にこれを選択すると、DeskProtoは自動的に計算し表示します。

Working area

これはあなたのNCマシンのワーキングエリアを表示します。3つの軸の各々の最大の移動距離によって設定された3D領域です。あなたがどこにワークピースの原点をセットするかDeskProtoが知らないように、正確にワーキングエリアでの位置を決めることができず、ワーキングエリアの中心にそれを表示します。

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Viewpoint

このメニューを選択すると、あらかじめいくつか定められた視点についてのサブメニューを表示します(カメラポジション)。これらはこのマニュアルのボタンに関するセクション中で既に記述されました(ボタンを使用してあらかじめ定められた各視点に容易にアクセスする方法とともに)。視点の変更は図形の位置を変更しないことに注意してください、それを見る方法だけです。

最後の「Custom」コマンドは、6つの視点のパラメーター値を入力することにより、視点位置を変更することができます。3つの回転方向(X,Y,Z)と、2つ視点高さ(X,Y)および、1つのズームです。これらはビューウィンドウ下部の6つのサムホイールと同じことです。あなたが速く正確な位置を設定したい場合は、このダイアログボックスを使用するべきです。そのダイアログは例えば、異なる表示領域で使用したり、図形を回転させるのに回転値を使ったり、同様に現在の視点の設定値をチェックするためにもに使用することができます。

Zoom

これも数値を入力するコマンド「Custom」があり、ボタンを使用して(詳細はツールバーについてのセクションを参照)利用可能なものと同じ機能のサブメニューです。ズームは6つの視点パラメーターのうちの1つなので、Zoom - CustomコマンドはViewpoint - Customコマンドで上に記述したのと同じダイアログ・ボックスを使用します。

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Paramerers menu


パラメーターメニューはすべての切削パラメーターを操作できます。
パラメーターは異なる3レベルが利用可能です:project(プロジェクト)、part(加工範囲)、operation(工程)
これらはツリー構造に構築されています:プロジェクトは1つのプロジェクトパラメーターですが、いくつかの加工範囲を含められます(別のプロトタイプとしたり、あるいは1つのプロトタイプで異なった加工範囲にするなど)。各加工範囲には多くの工程を含むことができます(例えば異なるツール、および異なる精度。最初に粗取りし、その後仕上げなど)。

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Edit Project parameters


File

プロジェクト欄は、現在ロードしたプロジェクトファイルのパスおよび名前を含んでいます。この情報はこのダイアログボックスで変更できません。新しいプロジェクトを始めたり、異なる名前を使用でプロジェクトを保存するためにはファイルメニューを参照してください。

Geometry

図形欄はパス、およびこのプロジェクトの中で使用されている図形ファイルの名前を含んでいます。図形欄の右にある参照ボタン「...」を押すことにより、図形を変更することができます。既存のプロジェクト内の図形を変更する時、加工範囲および工程はすべて同じままです。それらは自動的にリセットされず、新しい図形に調節されないでしょう。したがって新しい図形で始めるには、新しいプロジェクトから始めた方が良いでしょう。

Flip normals

DeskProtoでは各面(三角パッチ)の正常なベクトルが、図形のどちら側が外側面かを示して格納されます。この情報はSTLファイルに格納されます。汚いSTLファイルを使用する場合、この情報は間違っているかもしれません。すべての正常なベクトル・ポイントが図形の内部向きの場合、正常な情報に修正するためにこの「flip normals」オプションを使用できます。

Skip backfaces with calculations

汚いSTLファイル(上記の「flip normls」を参照)の場合には、正常なもののうちのいくらかだけが裏側に向いていることがありえます。裏返すことが助けにならない際に、この「Skip」オプションを使用します。
通常は三角パッチの半分を省略することができるので「Skip backfaces」は有効になっており、それはより短い計算時間で済みます。

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汚れたファイルについては、DeskProtoに正常な情報を無視させ、かつ面をすべて計算させるためにこの機能を不能にすることができます。図形から得られるツールパスについては、計算時間だけが異なるだけで同じであることに注意してください。

このオプションを無効にすると、DeskProtoは自動的に「Render backfaces」オプションを有効にします。Subjectメニューを参照してください。

Part

プロジェクトの中にあるいくつかの加工範囲は、Add、Remove、Copyボタンを使用して操作することができます。複数の加工範囲は、異なるモデル(例えばスケールモデルと原尺モデル、表面と裏面など)を作成するプロジェクトの中で使用することができます。加工範囲の並び順に意味は無いので操作することはできません。

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Edit Part Parameters

このコマンドは加工範囲を編集するために使用します。この切削パラメーターの一連は機械加工する範囲を作成するために必要です。加工範囲パラメーターは機械加工される図形を定義します。DeskProtoでは、同じ図形ファイルから異なるプロトタイプを作成するために1つのプロジェクトの中に複数の加工範囲を持てます。1つの加工範囲には複数の工程(例えば異なるカッターを使う2つの工程)を含むことができます。

明瞭に加工範囲パラメーターを示すために、いくつかのタブページが使用されます。パラメーターはグループ化され、またもし必要に応じて小さなイラストがパラメーターの機能を説明するために付け加えられます。加工範囲パラメーターは、タブページによって示された順に実行されます。まずTransformパラメーター、その後Segmentなどなど。DeskProtoの初心者ユーザには、最初のタブページだけを使用しても十分です。より経験を積んでくると、より多くのタブページを使用できます。右にいくほど、もっと進んだオプションとなります。

DeskProtoライト版はシンプルです。この最初の2つのタブページだけが利用可能です。もっと高度なオプションについては、DeskProtoフル版にアップグレードする必要があります。

Tab page 'General'



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Name
加工範囲の名前はここで変更することができます。容易に個々の特定の加工範囲の目的を思い出せるような意味のある名前を使用してください。それはプロジェクトツリーに表示されます。この名前はあなたの便宜上のもので、生成されるNCプログラムファイルの中では使用されません。
Machine
これはあなたが使用したい機械を指します。DeskProtoはプロトタイプが機械には大きすぎないかどうかチェックし、かつ入力する切削パラメーターがこの機械にとって可能かどうかチェックするために機械情報を使用します。
機種情報はどのポストプロセッサー(ドライバー)を使用するべきか決め、機械の選択はさらにNCプログラムファイルのフォーマットを定義します。Optionメニューの中の「Library of machines」のオプションを使用して、機種一覧を見ることができます。
通常はあなたの機械がデフォルトの機種になるので、このパラメーターについて考える必要はありません。もしそうなっていなければ、Optionメニューの中で「Default Part Paarameters」オプションを使用して、通常使う機械を変更することができます。
注:DeskProtoが選択した機械を変更する場合、新しい機械に古い値を出力することができないかもしれないので、もし必要ならば、送り速度および回転速度に対する設定値の変更をしてください。
Use rotation-axis
回転軸を持つ機種が選択された場合のみ、このオプションは利用可能です(このオプションはDeskProtoライト版では利用できません)。この項目をチェックしない場合、DeskProtoは回転軸を無視し標準のXYZツールパスを生成します。それをチェックした場合、DeskProtoはXAZツールパスを代わりに生成します。したがって、Y方向(線形のユニットで)のツール位置はA値に置き替えられます(角度値)。
ビューウィンドウでは、囲う部分がもはや長方形のブロックでなく円筒状なので、違いは直ちに目に見えるでしょう、。
回転軸切削するワークピースの原点(Y=0,Z=0)は、常に回転軸の上にあることに注意してください。これは回転軸切削の標準で、DeskProtoはそれをくつがえすことができません。
Operation
その加工範囲内の工程の数は工程を加えるか、削除するか、コピーすることにより変更することができます。1つを越える工程(例えば粗取り用の大きなツールを備えた工程、および詳細には小さなツールを備えた工程)がプロトタイプを作成するために必要な場合、工程の順番は重要です。「Move」三角ボタンを使用すると、工程の順番を変更できます。

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Apply

付加されたApplyボタンは、加工範囲パラメーターダイアログボックスを閉じる必要なしに、直ちに任意の変更の結果を見ることができます。Applyボタンを使用は図形情報ダイアログの値に影響するので、例えばあなたの加工範囲が必要な寸法か確かめる非常に容易にします。

Tab page 'Tranform'



このタブページの効果および4と5のオプション内容は、DeskProto(ライト版、フル版)および機種ごとに異なります(回転軸を使用するか否か)。
Scale
縮尺率はオリジナルの図形に適用される最初の変形です。変形が適用される順序は結果に重要に影響するため、ダイアログボックスの中で番号が付けられています。Uniformオプションをチェックしないことで、X、YおよびZを異なる縮尺にすることが可能です。読み込まれた図形ファイルは、使用される縮尺率に関する情報を含んでいません。DeskProtoは詳細ダイアログボックスの中の値と図形ファイルの中で使用された単位が同じと仮定します。そうでない場合、縮尺率(例えば、メートル法で形成されているDeskProtoの中でインチで作成された図形ファイルを使用するためには25.4倍の縮尺率を入力する。)を使用して修正することができます。

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Mirror
Mirrorオプションは2番目の変形にあたります。2回の回転でミラーリングを達成することができますが、これだけでミラーリングできるので有用です。3方向のミラーリングは1方向へのミラーリングと回転で達成することができます。あなたがプロトタイプの2分の1の図形ファイルを持っている場合、ミラーオプションは有用です。2つの加工範囲からなる図形をミラーリングすることによって、底が正確合った2つの部品を生産することができます。
Rotation
rotateオプションは3番目の変形にあたります。この回転(それは図形を変更する)と視界回転(それは単に、視点/カメラポジションが変わる)の差に注意してください。

両方の回転角は同一の値を使用しますので、視点位置で必要とする回転角を見つけてからここでX,Y,Zの回転角を入力することができます。
Inverse milling
inverxe millingオプションは4番目の変形にあたります。
このオプションは特に鋳型を作るのに役立ちます。パラメーターから作成される加工形状が固体のワークピースのブロックから削り取られ、図形に適合する凹形状が切削されます。多くの場合、オリジナルのCADシステムを使用して容易に逆の図形を作成することができます。しかし、あなたがSTLファイルのみしか持っていない場合、このオプションが有用になります。
注:このオプションを選択する際、ほとんどの場合はAmbientの「Top level」をセットし変更する必要があります。
inverxe millingはDeskProtoライト版において利用できません。
Center around rotation axis
回転軸が使用される場合のみ、このオプションが表示されます。標準のXYZ切削でNCプログラムへの翻訳は、実際のツールパスを計算した後、DeskProtoのパイプライン処理の終段で適用されます。これで回転軸の切削をするには、図形の位置がツールパスの結果に影響を及ぼすので不可能です。
2つの方法があり、どちらかのオプションを使用します。あなたがそのオプションを使用しない場合、DeskProtoはCADシステムで定義されたX軸を回転軸として図形を回転させます。このオプションを使用した場合、DeskProtoはその図形のYZ投影面上の中心を、X軸と平行なラインを回転軸として回転させます。これは円筒形状の加工範囲のサイズに影響するので、違いはすぐに見られます。もしチェックすれば図形に最適の、そうでなければ大きく適合します(もちろん、Y=0,Z=0がその加工範囲の中心に無い場合)。回転軸を他の位置にするにはCADシステムに戻らなければならず、図形をそこで変換しなければなりません。

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Xについては、Translationタブページの中にある標準のDeskProto変換オプションを使用できます。

一方、生じるNCツールパスは、ワークピースの原点が回転軸の上に常にあるものとしているに注意してください。これは回転軸切削の標準で、DeskProtoはそれをくつがえすことができません。

回転軸切削はDeskProtoライト版では利用できません。
Bottom level
このパラメーターはDeskProtoライト版においてのみ利用可能で、フル版での(もっと高機能な)切削範囲オプションの代わりとなっています。
DeskProtoは長方形のブロックをそれが正確に図形を囲む直方体を機械加工することであるエリアとして定義するでしょう。DeskProtoライトでは、このエリアを機械加工することに影響を及ぼすことができません。しかしながら、カッターがどれくらいの深さまで切削するか決めることができます。例えば、球体については、カッターが図形のその一部に達することができないので、半分より下方を機械加工することは意味をなしません。代わりに、2つの上半分を機械加工し、その後、1つのモデルになるためにこれらを接続するでしょう。Bottom levelは図形のどの範囲までを機械加工しなければならないか決めるために使用することができます。多くの場合(球体のような)では、正確に半分から底まで高さをセットする、プリセットされたオプションを使用できます。
Custom levelを選択する場合、入力欄にZ値を入力しなければなりません。

Tab page 'Support'

(DeskProtoライト版にはありません)


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サポートブロックは、モデルの両面切削を容易にするため図形に加えることができます。これらは材料ブロック(それはモデルより大きくなければなりません)の中の適当な場所でモデルを保持する接続ブリッジの役割をする小さな1〜4個の長方形ブロックです。各ブロックは12の三角パッチからなり、それは図形に付け加えられ、他の図形の細部のようにDeskProtoによって扱われます。

3つのオプションが利用可能です:
not add ― サポートは付加されません。これがデフォルトで多くの加工範囲において選ばれます。
default ― 4つのデフォルトのサポートブロック。DeskProtoは合理的なサイズのブロックを作成し、図形(回転の後の、最小と最大Xおよび、最小と最大Y)の一番端のポイントにこれらのブロックを置きます。
Custom ― デフォルトブロックが条件を満たさない場合、1〜4つのカスタムサポートを作成することができます。4つのサポートの各々について、それらを使用するかどうかチェックすることができます。また各チェックされたサポートについては、編集ボタンを使用して位置とサイズを視覚的に指定することができます(以下を参照)。

材料ブロックの残りと加工範囲を接続するためにサポートブロックを使用する場合、この加工範囲の中で使用されている各々の工程の中のborderのスイッチをオフにする必要があります(Operationパラメーター、Borderタブページ))。そうしないとDeskProtoは、各サポートブロックの外側を切断し、材料ブロックから切り離してしまいます。

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Supportタブページの各編集ボタンを押すと、サポートブロックのサイズおよび位置を容易にセットできる、上に示されるようなダイアログボックスを表示します。そのダイアログは、編集中のサポートブロックを示す長方形と共に、あなたの加工範囲の新しい図面を表示します。右側上のボタンは図面に影響を及ぼすために使用します。これらのうちの11個は使用が知られており、それは説明をここで必要としない標準のDeskProtoのボタンです。さらにresderd表示やwireflame表示およびboth表示の選択は、それ以上説明を必要としません。

第2列の上の5個のボタンはマウス機能を決定し、そのうちの1つが常に有効です。2個の新しいボタンが存在することに注意してください。
― 左端のボタンは新たにサポートブロックを完全に定義するため、マウスをドラッグして長方形を作成するボタンです。
― この列の第2のボタンは、4辺の各々をマウスで新しい位置へドラッグすることにより現在の長方形のサイズを変更させるボタンです。

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さらにX、YおよびZの6つの入力欄に最小および(または)最大の価値を入力することにより、新しいサポートブロックをセットすることができます。現在の加工範囲のサイズはあなたを補助します、また現在のマウス位置は座標値を示しています。

サイズ変更する場合、古いブロックと新しいブロックの両方が見えます。変更はOKボタンを押した後に有効になります。

サポートブロックは長方形かつXYZ軸と平行なので、サイズ変更は加工範囲の6種類の表示画面だけで済みます。このダイアログで他の視点位置は使用できません。

もちろん各々のメイン画面では、2つの座標だけは変更することができます。同様に3つめの座標を変更するためには、6個の視界ボタンのうちの1つを使用して異なる画面表示を選択しなければなりません。

Tab page 'segment'

(DeskProtoライト版にはありません)


パラメーターの使用で加工範囲を選択することができ、図形のこの加工範囲が処理されます。

DeskProtoの中の加工範囲は直方体(緑)(それは、X、YおよびZ.について最小および最大の値を与えることにより定義することができる)のエリアです。このエリア内にある図形の部分だけが切削の計算処理され、それ以外の部分は計算されません。図面では加工範囲の直方体だけが、通常は緑のラインで描画されます。

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あなたの図形の一部だけを切削加工するためには加工範囲を使用してください。例えば、あなたの3軸NCマシンがどの側からも図形に達することができない場合など、半分ずつを2度に分けて機械加工するために加工範囲を使用することができます。あるいはモデルがあなたの機械には大きすぎる場合、適当な大きさにそれを分割するために加工範囲を使用してください。
注:あなたはモデルより加工範囲を大きくすることができ、モデルの外周エリアがより広く切削されることに注目してください。例えば材料ブロックが大きすぎる場合に手軽になりえます。
注:それらのテクニックはすべてZ方向にも同様に当てはまることに注意してください。

例えば140mmの高さのモデルを生産する場合、50mm厚の標準のケミカルウッドから3分割した「層部分」として切削する時に、これらの部分を定義するために3つ加工範囲使用することができます。その分割した加工範囲が厚すぎる材料ブロックに対し低すぎるのを防ぐために加工範囲を図形より高くすることができます。

加工範囲の境界を決めるために3つのオプションがあります。
Use whole geometry
図形全体はデフォルトです。直方体は(正確に)完全な図形に適合します。あなたが1部のみから成るプロトタイプを作りたい場合は、これを使用してください。
Use upper half of geometry
図形の上部の半分を使用する。対称な図形(それは2部分で機械加工することができる)の場合、非常に有用になりえます。
Custom
カスタム。正確に加工範囲を半分割できない図形のプロトタイプを作らなければならない場合、正確に特定の一部分用の図形の加工範囲を定義することができます。その場合は適切な最小および最大値を入力して加工範囲のサイズを設定しなければなりません。「Use whole geometry」を再び選択することにより、常に値をリセットすることができます。

「Display Relative values」を使用すると入力された数値に影響を及ぼされます。あなたがそれをチェックした場合、図形の最小の位置は(0,0,0)座標であると仮定されます。重要:このチェックボックスの使用は、機械上の位置に影響を及ぼしません。それは単に加工範囲をより容易にセットするための画面上で一時的に変換されただけです。

「Set graphically」ボタンは、マウスを使用してどんな加工範囲も非常に容易にセットできるように別のダイアログボックスを表示します。

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このダイアログは、編集している加工範囲を示す長方形と共に新しい図面を示します。右側上のボタンは図面に影響を及ぼすために使用します。これらのうちの11個は使用が知られており、それは説明をここで必要としない標準のDeskProtoのボタンです。さらにresderd表示やwireflame表示およびboth表示の選択は、それ以上説明を必要としません。

第2列の上の5個のボタンはマウス機能を決定し、そのうちの1つが常に有効です。2個の新しいボタンが存在することに注意してください。
― 左端のボタンは加工範囲を完全に定義するため、マウスをドラッグして長方形を作成するボタンです。
― この列の第2のボタンは、4辺の各々をマウスで新しい位置へドラッグすることにより現在の長方形のサイズを変更させるボタンです。

さらにX、YおよびZの6つの入力欄に最小および(または)最大の価値を入力することにより、新しい加工範囲をセットすることができます。現在の加工範囲のサイズはあなたを補助します、また現在のマウス位置は座標値を示しています。

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あなたがサイズ変更する場合、古い加工範囲および新しい加工範囲の両方とも表示されたままで、変更はOKボタンを押した後に有効になります。

加工範囲が長方形かつXYZ軸と平行なので、サイズ変更は加工範囲の6種の表示画面だけで済みます。このダイアログで他の視点位置は使用できません。もちろん各々のメイン画面では、2つの座標だけを変更することができます。同様に3つめの座標を変更するためには、6個の視界ボタンのうちの1つを使用して異なるメイン画面を選択しなければなりません。

Tab page 'Ambient'

(DeskProtoライト版にはありません)



DeskProtoは長方形エリア内のツールパスを常に作成しますが、ほとんどのプロトタイプは長方形の図形を持っていないので、図形には無いエリアが機械加工されるでしょう。これをambientエリアと呼びます。
Equal to bottom level segment
「bottom level segment」(1つ目のオプション)が通常で、切削される図形の最小のZ高さまで切削されます。 ボール型カッターの実際のZレベルは、カッターの半径と等しい値(R)がこの最小のZ値より低くなります。 これによりDeskProtoは材料ブロックから完全にその加工範囲を削り出します。
Equal top level of segment
「top level of segment」は2番目のオプションで、例えば反転図形などのくぼんだ図形の場合に有用です。
Custom
「Cusotm」オプションは、必要とするすべての値(Zレベル)を選ぶことができます。

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Tab page 'Translate'

(DeskProtoライト版にはありません)



加工範囲パラメーターの最後はDeskProtoが図形に対する(自動)変換です。3つのオプションがあります。
Top positive X&Y and negative Z for part geometry
これは標準の設定で、最も多く使用される翻訳方法です。DeskProtoは、ブロックの左手前上面の角をワークピースの原点にします。これはCNC切削において慣習的であり容易です。原点位置は材料の手前左上面の角にツールの先端が触れている場所です。よって、図形のすべてのXおよびY位置は正方向(0からスタートして)になり、Z位置はすべて負方向(同様に0からスタートして)になります。
Top positive X&Y for cutter position and negative Z for part geometry
前述ののオプションを使用した場合、実際のカッター位置がXとYに対する負方向の値を持っているかもしれないことに注意してください。それはモデルの左と正面の側を機械加工するために必要です。いくつかの機械においてはこれが許されないため、このオプションはこれらの機械のみに役立ちます。
None, use zero position of CAD geometry
変換は適用されません。したがって、3D CADシステムで定義された座標系が使用されます(全ての変形が行われた後の)。
Extra translation
3つのオプションすべて特別に変換を入力することが可能で、3つの値が自動変換する数値に加えられます。
回転軸切削については、Xだけがここで翻訳することができます。
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Edit Operation Parameters

DeskProtoでは、加工範囲が1つを越える工程(例えば異なるカッターを備えた2つのオペレーション)を含むことができます。この機能は工程を定義するための、一連の切削パラメーターを編集するために使用されます。ちょうど加工範囲パラメーターのようにこれらはタブページで表示され、ここでも最初のタブページが最も重要です。パラメーター、カッターおよび精度は最も重要なユーザ設定値です。右にいくほど、もっと進んだオプションとなります。DeskProtoの初心者ユーザーはこれら右側のタブページを無視することができます。

DeskProtoライト版はシンプルです。この最初の2つのタブページだけが利用可能です。もっと高度なオプションについては、DeskProtoフル版にアップグレードする必要があります。

Tab page 'General'


Name
工程の名前は変更することができます。容易に個々の特定のオペレーションの目的を思い出すために意味のある名前を使用してください。

加工範囲の名前はここで変更することができます。容易に個々の工程の目的を思い出せるような意味のある名前を使用してください。この名前はあなたの便宜上のもので、生成されるNCプログラムファイルの中では使用されません。
Cutter
あなたが使用したいツールは、別の工程にとっては異なるかもしれないパラメーターのうちの1つです。

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マウスの右のボタンで三角をクリックして、加工ツール一覧からカッターを選ぶことができます。新しいカッターをリストに加える、既存のカッターの変更あるいはカッターについての単に情報検索するに
は、Optionメニューの中の「library of cutters」を使用します。
計算用にも正確なツールを選択することは重要です。異なるツールで機械加工すると無効のモデルとなってしまうでしょう。
Precision
ここに要求する精度を入力することができます。2つのパラメーターがあります。Distance between the toolpaths(ツールパス間の距離。Stepoverとも呼ばれます)、およびStepsize along the toolpath(ツールパス方向のステップ間隔)です。(各パスとも、大きな一連の動作かステップ、あるいは各々非常に小さな直線として作成されます)通常は両方の距離は等しいです。より正確なモデルにはより小さな距離にしますが、それに比例してより計算および切削の両方に多くの時間が必要になります。

例:もしツールパス間の距離が1mmにセットされ10.5mmの立方体を機械加工する場合、立方体の一辺が10あるいは11mmになってしまうので可能ではありません(DeskProtoは実際にはそれを11にするでしょう)。この不正確さはDeskProtoが使用するアルゴリズムの欠点で、計算速度、粗野[質実]な、不完全な/正しくない図形で働く能力および使いやすさのような利点によって補われた以上のものです。実際、DeskProtoは生産用途のためではなくプロトタイピングのために設計されました。

使用された精度は、奇数でカッターの直径を割ることにより計算される値に丸められます。DeskProtoによって提示された、8つのあらかじめ定められた値はこの定式と一致します。同様にカスタム数値を入力しても良く、そのどれとも一致しない場合は一致するより正確な値に丸められるでしょう。

この端数処理を使用する理由は、その計算のためにDeskProtoによって使用されたアルゴリズムにより生じる(物理的)部分がより正確になるからです。カッターの直径(d)が4.0で、あなたが、1.0の精度を入力する場合、それは0.8まで丸くされるでしょう(d/5=0.8)。しかし入力した1.0の値はプロジェクトが保存するでしょう。よって、後でカッターの変更をしても正確はまだ1.0のままです(近似値)。
Speed
2つの異なる速度値を入力することができます。モデルに関するツールの移動速度はFeedrate(ツール移動速度。様々な単位で用いられています*)と呼ばれます。またカッターのための回転速度は軸速度(rpm=毎分回転数)と呼ばれます。DeskProtoは入力された値が現在選択された機械上で可能かどうかチェックします。どの値が使用している材料には最良か自分で決定しなければなりません。より硬い材料、あるいはより小さなツールの時は、より低いツール移動速度になります。

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迅速な動作用のツール移動速度は機種設定の中でセットすることができます。さらにツールの直径がより小さいほど、同じ切断速度を得るために必要とされる軸速度はより高くなります。

*注:ツール移動速度については、あなたの機種設定からDeskProtoが単位を示します。ポストプロセッサー定義の中で設定されるように、これらはm/min、mm/秒、インチ/秒あるいは他の単位かもしれません。実際にはDeskProtoは、異なる単位への変換はせず入力された値を出力します。

Tab page 'Strategy'

(DeskProtoライト版にはありません)



5つの利用可能な主なパス方向は、ダイアログボックス中に描かれた絵から明らかです。「Parallel along X-axis」と「Parallel along Y-axis」 は、両方とも1方向のパスで切削します。X方角のツールパスでは、各移動においてYが一定であることを意味し、その逆もそうなります。
「Spiral, outside-in」と「Spiral, inside-out」は、図面の中で示されるように実際の螺旋ではなく、代わりに長方形の螺旋となります。ツールパスは、切削される長方形のエリアの各辺と平行です。
「Crosswise」 単に、最初に1番目のパスを完成し、次に、2番目のパスを実行するコンビネーションです。これは非常に滑らかな表面になるでしょう。1番目のパスの後に残された階段形状は、2番目のパスによって削除されるでしょう。
最後の工程のタブページに指定された切削方向によって実際のツールパスも影響を受けることに注意してください。

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DeskProtoに起因する階段状になった平行のツールパスは、モデルの最下部面の垂直に近い部分で最も確認できます。事態をここで改善するために、付加的なツールパス「Smoothing contour at ambient」オプションを選ぶことができます。このオプションでは、階段形状を撤去するためにツールが周囲の高さ(その部分の底)のまま、その部分の外部の輪郭にに沿って動くでしょう。

Tab page 'Roughing'



粗取りは、ほとんどの材料が非常に正確に機械加工できずに加工されることを表わします。したがって粗取りを使用する工程の後、今度は粗くせずに同じエリアを機械加工する工程を常に持っているべきです。こうしてオペレーション完成させます。「Use」チェックボックスのチェックの有無により粗取りの有無を切り替えるられます。 使用をチェックすると、2つの粗取りオプションが利用可能になります。

「Skin thickness」(仕上げ代)の入力は、厚めのモデルが作成されます。仕上げ代はモデルの回りのどこにも加えられます。このように、カッターが余計に材料を削り去る可能性は減らされます(概して低い精度を使用して粗取りが行われるので、それは起こるかもしれません)。同様に粗取りが選択されている時、DeskProtoはツール移動の一部を垂直にするでしょう。仕上げ代を使用し、その後仕上げツールで連続的に資料を削除して仕上げることによりさらに表面の質を改善します。

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2番目の粗取りオプション「Layer height」(層高さ)は最大切断深さを設定します。通常は、層高さはカッターの刃長と等しくなっています。場合によっては、より小さく設定された層高さを使用することが望ましいです。例えば硬い材料をカッターの切断長さの合計で切削することを望まない時などです。
注:カッターの切断長さがその部分の高さより短い場合、最初の工程は常にツールパスを層に分割します。これは自動的に実行され、変更することはできません。

Tab page 'Sub-segment'

(DeskProtoライト版にはありません)



このタブページは、加工範囲パラメーターのSegmentタブページとほとんど同じオプションが表示されます(このマニュアルの前述を参照)。
少数の違いがあります。ここでは通常のオプションが「Use segment of part」となっています。この副加工範囲は、その主加工範囲より大きくはありません。
もう1つだけ他のオプションがあります。「Custom」は副加工範囲を設定するために使用することができます。

例えば、一部分に非常に詳細なモデルがある場合、追加工程としてより小さなツールで機械加工する必要がある時などに副加工範囲は有用です。あなたは手作業でより正確に機械加工したい追加工程の範囲を定義するために、副加工範囲を使用することができます。

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そのような細部加工する工程のほとんどの場合、 「stay within segment」の境界パラメーターを変更する必要があることに注意してください。

「Display Relative values」を使用すると入力された数値に影響を及ぼします。最下位置を0.0、およびそれに相対的に上限がセットされるでしょう。 入力のためにここに示された数だけが変更され、ツールパス中の機械上の位置に影響を及ぼしません。

「Set graphically」ボタンは、マウスを使用してどんな加工範囲も非常に容易にセットできるように別のダイアログボックスを表示します。このマニュアルの「Part Parameter」ページの説明を参照してください。

Tab page 'Borders'

(DeskProtoライト版にはありません)



既に説明したように、DeskProtoではツールパスが常に長方形のエリアを形成します。通常このエリアは図形の最小と最大のXおよびY座標より少し大きく、ツールは図形を回って最低Z高さまで移動します。長方形の4つの横のこの余分なエリアはBorderエリアと呼ばれます。またこのタブではborderエリアのサイズに影響を及ぼすことができます(borderエリアのために使用されたZ高さは、加工範囲のambientパラメーターでセットされます)。外周のエリアを追加するために副加工範囲を使用することができることに注意してください。

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通常オプションは「Extra for cutter」で、それはカッターがモデルの周囲まで切削するのに必要なサイズにborderエリアのサイズをセットします。

2番目のオプション「No extra」は、カッター位置(カッターの中心)を副加工範囲の内側に維持します。このオプションを使用すると、副加工範囲の外部に図形があるかどうかチェックせずにツールが位置する材料を切削します。したがってこのオプションは、副加工範囲がその加工範囲より小さい場合には使用を推奨しません!

小さな副加工範囲については、ほとんどの場合「Cutter within ssegment」オプションが最良です。あなたがこれを選べば、カッター全体はサブセグメントの内部でとどまるでしょう。これは、計算に含まれていないエリアには、ツールが至らないことを意味します。

最後のオプション「Custom」はborderサイズをあなた自身が定義します。これらは正方向の値も負方向の値も可能です。ただし、負方向の値についてはエリアが機械に常に残されているべきなので限界があります。

Tab page 'Movement'

(DeskProtoライト版にはありません)


「Milling direction」切削方向は、プロトタイプの表面の品質にとって重要です。

The default direction is meander, which means that the first movement is from left to right, the second from right to left, etc.
標準の方向は「Meander」です。それは最初のの移動は左から右、次は右から左などを意味します。ツールは終始切断し続けますので「Meander」は最も速いオプションです。

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しかしモデルの表面において、左から右(L-R)まで行く動作間と反対方向との違いが視認できてしまいます。動作がすべて同じ方向に動く方が、表面はより滑らかになります。ここに2つの切削方向があります。左−右および右−左。「Climb」 と「Conventional」は、切削の方向とツール(通常右回りに)の回転方向の関係を示しています。ダイアログボックスで小さな図面を参照してください。
climbまたはconventionalオプションを選んでも、実際は最後まで切削するのにそれを保証できないことに注意してください。下方へ傾斜する表面を機械加工する場合、ツールの後部が切断することはありえるので、それにより実際の切断方向が逆になります。

「Free movement height」はツールが「非切削」で動作するZ高さです。例えばホームポジションから切削される最初の位置へ移動する時など、ワークピースの切削が行われていない場合の迅速な動作のためにあります。ここに入力するZ高さは図形の最上点からの距離の単位(mmまたはインチ)です。正方向の値を入力する事を確認してください。自由移動の高さを負方向にした場合には、モデルが破損されるかもしれません。

「Dynamic Feedrate control」DeskProtoの高度なオプションです。多くのいわゆる高額のCAMパッケージソフトさえこの種の機能が無いものがあります。それは必要に応じてDeskProtoが送り速度を縮小することができることを意味し、それにより遭遇する危険な点であなたのツールを壊す危険のない高い全面的な送り速度を選択することを可能にします。

2つのオプションがあります。
両方とも最大の送り速度の減速率を入力することができます。いずれも可能な場合は、常にDeskProtoが中間の送り速度を選び、それにより常に最適の送り速度で動作します。両方のオプションを組み合わせられますが、もし両方とも遅くした場合は非常に動作速度が遅くなることに注意してください。

「Feedrate for plunge-movements」を使用すると、カッターが下降する場合の送り速度を減少させられます。速い下降動作はカッター(多くのカッターは穴あけ加工に関して問題を持っています)を破損する可能性があるので、これは速い機械で金属を機械加工するために必要かもしれません。それは通常の送り速度に対する割合として表現されます。ここで入力する割合は正確に垂直の下方への動作のために使用されます。垂直でない下方への動作については、実際には送り速度が比例して縮小されます。

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さらにカッターがより多くの材料を削除しなければならない場合、高い切削負荷のために速度を減少させることが可能です。DeskProtoの並列のツールパスのアプローチにより、通常カッターは単に2ツールパスの間の距離と厚みだけの小片を切削するだけです。
しかし場合によっては、カッターは遠方の材料を刃径全てを使って機械加工しなければならず、それは非常に高い切削負荷となります。例えば第1のtoolpath(ブロックがほとんどの場合過度に分類されるとともに)のために;さらにモデル(そのように、ツールが急に前のtoolpathによりもはるかに低く機械加工できなければならない場合)の中でポケットに入る場合。そのときチップは切削個所から容易に離れることができずに機械加工される溝に押し込まれてしまうので、切削負荷はそのような場合さらに高くなります。

これらの場合では送り速度が遅くされるでしょう、実際の減速はどのくらいの深さかに依存するので、ツールはその位置で前のツールパスと比較して切削しなければなりません。Dがカッターの刃径で減速率がパーセンテージで入力されている場合、減速は次の規則によって適用されます。
減速率40%の値が入力された場合に生じる実際の減速を「例」の列に示します。

深さの差
減速割合

< 0.1xD
100%
100%
0.1xD 〜D
減速率+2/3x(100-減速率)
80%
D 〜 2D
減速率+1/3x(100-減速率)
60%
2D <
減速率
40%

したがって、カッターが前のツールパスよりも0.1*Dを超えて深く機械加工される場合のみ、減速は適用されます(カッター直径Dの10%)。深さが0.1*DとDの間の場合は最初の減速ステップが適用され、Dと2Dの間では2番目の、また差が2D以上ある場合全ての減速比率が適用されます。画面上のツールパス表示では、減速された送り速度のパスがわずかに異なる色の中で描画されます。

このオプションはDeskProtoの初期のバージョンでの「Feedrate for first movements」を交換するかそれが、すべての第1の動作の間に、およびさらに他の危機的情勢で送り速度を減速するとともにそのオプションをやや改善することに注意してください。

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Tab page 'Advanced'

(DeskProtoライト版にはありません)



「Ambient skipping」は周囲のエリアに影響があります。基本的にDeskProtoは、常にその平行なツールパスにより完全な長方形のエリア(加工範囲)を機械加工します。加工範囲の単に小さな部分だけをモデリングする場合、これは多くの余分の動作および無用の機械加工時間がかかってしまうかもしれません。そのような状況で「Ambient skipping」オプションの使用によりツールパスを最適化することができます。
「None」 - 通常はこのオプションです(スキップ無し)。完全なセグメントが機械加工されます。
「Skip extra ambient」 - モデルから加工範囲の境界までの外周高さのすべての余分な水平の動作および加工範囲外がスキップされます。ツールはモデルの外周の周囲の高さに達するでしょう。例えば周囲の材料がすべて粗取り工程によって既に削除されている場合、仕上げ加工のためにこれを使用できます。
「Skip total ambient」 - さらにモデルのまわりの周囲高さへの上下の垂直動作(もしあれば)をスキップしました。

ツールパスを計算するためにDeskProtoが使用するアルゴリズムは、実際には真の「Vertical surface」(垂直面)をサポートしません。各ツールの移動は水平および垂直の要素(ツールパスに沿ったステップ間隔の水平移動)の両方を含むでしょう。真の垂直の動作は可能ではありません。図形の垂直の表面はモデルにわずかな角度を持つでしょう。真の垂直の表面を備えたモデルを必要とする場合、このオプションの使用および微調整によりこれを得ることができます。

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「ツールパスライン」がある角度より垂直に近い場合、DeskProtoに垂直の表面と仮定させることができます。角度はツールパスの、1つの移動の高さおよび水平の距離(ステップ間隔)の間の比率によって定義されますので、「height/step ratio」入力欄には、高さ/ステップ比率を入力します。

すべての移動について、DeskProtoはこの比率をチェックします。それがここで入力した値を超過する場合(移動がより垂直に近い場合)、DeskProtoは中間に移動を挿入します。その移動は水平および垂直の要素は分離し、連続して実行されます。結果はモデルに角度のあった時とは違い、垂直の表面になるでしょう。

自由形式の表面についてはこの機能は必要ありませんので、そのような場合は通常の「Do not check for vertical surfaces」を選択してください。より垂直の表面はモデルにありますので、その有用性がこのオプションで実験することができます。ドラフト角を備えたプロトタイプを作成する場合、気を付けてください。このオプションが使用した場合、結果がドラフトの表面がすべて垂直になってしまう可能性があります!

「Collet collision check」(コレット衝突チェック)は高さのある、特に高さがある垂直か垂直に近い表面があるモデルに対する非常に有用なオプションです。そのようなモデルに関する問題とは、垂直の壁がツールの自由な長さより高い場合、NCマシンのコレットがモデルを破損するだろうということです(DeskProtoは、通常単にカッターが図形を補います)。このオプションのチェックは、DeskProtoがツールをコレットがモデルと衝突するのを防いで、モデルからそのような場合回避させるということを意味します。明らかにカッターによって到達することができない材料が垂直の壁の底に残されるので、生じるモデルはもはや正確になりません。しかしながら、コレットにモデルのトップを破損させることより、この余分な材料を異なるカッターあるいは手によってその後削除する方がはるかに良いです。
コレットの直径は機械パラメーターダイアログの中で定義することができます。このオプションを使用すると、コレットが完全にモデルの下端へ移動することを可能にするために境界エリアが四方に拡大してしまうことに注意してください。さらにこのオプションの使用がツールパスの計算をより(非常に)遅くするということに注意してください。

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Create menu



これらのオプションは切削の計算、およびさらにNCマシンのための必要な情報をすべて含んでいる最終のデータファイル(NCプログラムファイル)の保存をすべてコントロールします。「Extra」メニューアイテムには3つの追加アイテムがありますが、それらは非常に特種でほとんどのユーザにとって重要ではないので「隠され」ています。

Calculate Toolpaths



あなたがこのコマンドを出した後、DeskProtoは選択されている加工範囲のツールパスを計算し、それを表示します。ツールパスは切削工程中に切断ツールが続く道です。より詳細は、それは切断ツールの先端(XYのツールの中心、Zのツールの最下点)の位置の連続です。ツールパスのスタートは黒いドットとして描かれます。

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ほとんどの線は連続したライン(通常は赤色)で引かれ、いくらかの点線はそれらが迅速な動作であることを示します。

このコマンドを使用してツールパスを計算した後は、ツールパスのスイッチは自動的に画面表示項目に(画面表示項目ダイアログボックッスにおいて表示に)入れられるでしょう。

現在の加工範囲の工程がすべて表示中の画面に表示されている場合、現在の加工範囲のツールパスがすべて計算されるでしょう。現在の加工範囲の少なくとも1つの工程が表示されていない場合、計算コマンドを可視の工程のみに使用したいか、工程のすべてに使用したいかどうか尋ねられます。すべての工程で使用することにした場合、それらはすべて計算の後に表示されます。

Write NC program

このコマンドは、あなたに加工範囲パラメーターダイアログボックスで選択された機種用のNCファイルを作成することができます。その後、このファイルをその後NCマシンに送ることができます。このコマンドは、既に入力されているあなたの機種用の正確なファイル拡張子で、名前を付けて保存するためのダイアログボックスを開きます、行わなければならないのは、ファイルが右場所に保存さることを確かめてファイル名を選ぶだけです。

現在の加工範囲の工程がすべて表示画面に表示されている場合、1ファイルに保存可能なら現在の加工範囲用のツールパスがすべて保存されるでしょう。現在の加工範囲の少なくとも1つの工程が表示されていない場合、表示されている工程のみ、あるいはすべての工程用のツールパスを書き出したいかどうか尋ねられます。あなたが工程をすべて使用することにした場合、それらはすべて同様に表示されます。

1つのNCプログラムファイルの中に工程のすべて組み合わせることができるかどうかはツール変更に左右されます。もし異なるツールが使用され、自動ツール変更が可能でない場合は、DeskProtoは個々のツールごとに新しいファイルを作成します。これらの追加ファイルのファイル名は、"#2","#3"などが自動的ファイル名に加えられて生成されます。例えば、"TEST.MIL"の次の工程は"TEST#2.MIL"と保存されます。

Estimate Machining Time

このコマンドは、DeskProtoにあなたの加工範囲を作成するのにかかる加工時間の概算を計算させます。

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これは非常に荒い概算であることに注意してください。実際の時間は多くの要因に影響を受けるでしょう。

理論上計算を話すことは非常に容易です。DeskProtoはツールパスの長さおよび送り速度(加工速度)の両方を知っています。したがって送り速度で割られた長さは理論的な加工時間になります。しかしながら、実際の加工時間は、次のような質問に対する答えによって影響を受けます。
- どれくらい長く機械が行いますか?? コントローラーが線形の補間計算(すべての移動のために必要とされる各軸の個別の速度計算)のために必要な時間?
- 機械はその速度を持続しますか。それとも、それは2つの移動の間は止まりますか?
- 機械は、どれくらい速く加速することができ減速することができますか?(特に重要なのは、すべての移動の後に止まるか速度を落とす場合)
- データ転送速度は、コンピューターから機械までどれくらいの速さですか?(もし9600ボーのシリアル接続を使用している場合、この要因は処理を非常に遅くします)
- ツールパスは小さな動作か長い直線から成りますか?(前者の場合は距離が短すぎるので全速力に加速することができず、希望の送り速度に達せません)

したがって、それは図形の特性によって相当に変わるので、生じる実際の加工時間は個別の機械のために正確に予言することができません。



DeskProtoは機種に依存する修正要因(correction factor)を増加することにより、予測加工時間に対して理論的な加工時間を変換します。前に注記したように、実際の時間はツールパス特性に依存するので、これはさらに概算になります。修正要因は機種ダイアログ(Library of Machines)で設定することができます。微調整するために少数のツールパスの時間を計り、この要因に従って修正することができます。

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Send NC program to machine

いくつかのCNCフライス盤については、このコマンドで直接DeskProtoから機械にNCプログラムを送るために使用することができます。ほとんどの機械はこれをサポートしないか、異なるコンピューターに接続されているでしょう。したがって、通常このコマンドは利用可能ではありません(灰色になっています)。それは、DeskProto「Preferences」の中で使用される出力装置(あるいはプログラム)を設定した後に利用可能になります。

「Preferences」(Optionsメニュー)で、COM1ポート、あるいはLPT1出力装置のように設定することができます。DeskProtoは選択されたポートにあなたのNCプログラムファイルの内容をコピーします。シリアルポートの場合には、最初にウインドウズのシステムのプロパティダイアログを使用して、正しい通信の設定を入力しなければなりません。
注:これはローランドCAMM-3シリーズのように少数の機械だけにとって可能です。

また、NCツールパスファイルを送る外部プログラムを指定することが可能です。DeskProtoは、コマンドラインパラメーターとして使用されるNCプログラムファイルの名前でこのプログラムを始めるでしょう。目的はあなたのNCマシンのコントロールソフトウェアをここで指定することです。しかしながら、事実上はどんなプログラムも選択することができます。例えば切削シミュレーションソフトウェア、あるいは(頑固者のために)DeskProtoが作成したNCプログラムを変更するWordpadのようなテキストエディター。

DeskProtoでは、NCプログラムファイルが最初に保存されますが、作成されたツールパスはこのオプションを使用するのには十分ではありません。ファイルオープンダイアログボックスが転送したいファイルを求めるために表示されます。NCプログラムファイルを正しく選択した後に、OKボタンを押すとDeskProtoは送信を開始します。

機械へNCプログラムファイルを送る代わりの方法は、DeskProtoを出て機械自身の通信ソフトを使用してファイルを転送することです。もしそのソフトウェアが異なるコンピューター上で動作する場合、最初にそのPCに、ネットワークによって、あるいはフロッピー、ZipディスクあるいはCDにそれを保存することによってファイルを転送し、手動でそのデータキャリアを転送しなければならないでしょう。

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Calculate Z-Grids

このコマンドを実行すると、DeskProtoは選択されている加工範囲のZ-Gridを計算し、それを表示します。現在の加工範囲の工程がすべて選択されているなウインドウにおいて表示されている場合、現在の加工範囲のZ-Gridがすべて計算されます。現在の加工範囲の少なくとも1つの工程が表示されていない場合、計算を単に可視の工程に使用したいか、工程すべてに使用したいかどうか尋ねます。工程をすべて使用することを選択すると、それらはすべて計算の後に表示されます。

Z-Gridは図形とツールパスの間の中間段階です。(もし、それがまだ計算されていない場合、ツールパス計算するコマンドにより自動的に行われます)

Z-Gridは登録してあるツールパス間の距離および、ツールパスに沿ったステップサイズのパラメーターによって定義されます。これらの2つの値はXY平面の中で、「ステップ・サイズ」と「パス距離」の各グリッド要素サイズによる長方形のメッシュ(グリッド)を作成するために使用されます。Z-Gridを計算する時、グリッド要素(XY各々の位置)の各々について図形の最大のZ値が計算されます。生じるグリッドは、3D棒グラフの形をしている幾何学的な表現で、それは各XY位置でカッター用の必要なZ高さを決定するために容易に使用することができます。



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上記の画像を面描画されたZ-Gridで(「表示項目」ダイアログを使用して表示)、その中に格子構造がはっきり目に見えます。それは実際に加工されるであろう加工範囲のシミュレーションです。このボトルにはすべてのアンダーカットがあり(加工範囲は上半分のみの代わりに完全な図形にセットされています)、立体になることに注意してください。特に凹状の切削について面描画されたZ-Gridは、何が作成されるだろうか示すシミュレーションのように有用です。また非常に大きな階段状の結果が見えることに注意してください。実際のモデルでは、階段がカッターのサイズにより(それが鋭い内側の角を作ることができないので)部分的に滑らかにされるでしょう。

Write Machine independent Toolpath file (DPT)

このコマンドは現在の加工範囲のツールパスを、機種ごとのツールパスファイルへ保存できます。これは1つの特定のタイプのNCマシンのためだけに使用することができるNCプログラムとは対照的です。このDPTファイルのためのフォーマットは、DeskProtoで使用するために特に設計されました。通常のファイル拡張子は.DPTで、それはDeskProtoToolpathを表しています。機種がまだ知られていない場合、DPTファイルを使用することができます。ファイルはその後適切なNCプログラムに変換できます(以下を参照)、しかし他のアプリケーションでは可能ではありません。

ちょうど「Write NC Program」のように、コマンドはDPTファイルについて「名前を付けて保存」ダイアログを表示します。

Write NC program from DPT-File



このコマンドは前のコマンドの補足です。それはDPTファイルをNCプログラムファイルに変換するために使用することができます。

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コマンドは上に示されたダイアログボックスを使用し、その中で3つのパラメーターを入力しなければなりません。各パラメーターのためにファイルを閲覧、あるいはアイテムを選択するためにフィールドの右で小さなボタンを使用します。

The DPT file to be translated: browse existing file.
「DPT file」::既存のファイルを指定してください。
The Machine to be used, which determines the format of the output file.
「Machine」:出力ファイルのフォーマットを決定します。
The name of the NC Program file to be written: browse new or existing file.
「NC Program」: 新規または既存のファイルを指定してください。

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Options menu



Optionsメニューは、あなたにDeskProtoの定義へのアクセスを与えます。正常な使用においてはこれらのオプションを必要としないでしょう。インストールプログラムによって設定されたデフォルトがあなたの希望と一致しない場合、これはそこにあります。多くないデフォルトのカッターがありますが、最も使用されるオプションは新しいカッター定義を作成することかもしれません。

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Library of Machines

作成されるすべてのNCプログラムには、使用する予定のNCマシンに機械定義を選ぶ必要があります。あらかじめ定められた多くの機械定義が、DeskProtoに入っています。これは、DeskProtoのインストール時に自動的にコンピューターにコピーされた機械の一覧です。ほとんどの場合、加工範囲パラメーターを定義する時に既存の機械のうちの1つを選択することができます。しかしながら、特別の機械を持つ場合は既存の機械定義を編集するか、あるいは機械一覧の中に自分の機械を定義することができます。



「このオプションが上級ユーザだけのために意味がある」という警告メッセージの後に、上に示されたダイアログボックスが表示されます。ここでコピーしたい機械を選んで編集や、機械を加えたり、削除することができます。

あなたが機械を定義し始める前に、機械用のポストプロセッサーは必ず利用可能にしておいてください。そうでなければ「Library of Postprocessors」で最初に構築してください(次の章を参照)。

「Add,」「Copy」「Edit」ボタンを押すと、次のダイアログボックスはDeskProtoに機械を定義するためのパラメーターをすべて含んで表示されます。

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「Name」は機械の選択のためにDeskProtoダイアログに現われる任意の名前です。それはファイル名と同じである必要がありません。あなたがどの機械を意味するか明白に示す名前を使用してください。各機械は独自の名前でなくてはなりません。
「Filename」はファイル拡張子.MCHを使用して、機械定義を保存するために使用します。既存の機械を編集する場合はファイル名を変更することができません。またプロパティでセットされるDeskProtoドライバーのディレクトリーに(から)MCHファイルを加えたり削除することにより、機械を加えたり削除することができます。

「Postprocessor」 この機械用に選ぶポストプロセッサーは実際のNCプログラムを作るために使用されるでしょう。このマニュアルの次の章を参照してください。

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Machineダイアログボックスに入力する他のほとんどの値は、それらパラメーターが入力してあっても後で単にチェックするために使用され、かつマシンの能力を超過せず生じるツールパスに影響を及ぼさない(コレットサイズのみあります)のでそれほど重要ではありません。

「Working area」は機械の範囲にツールパスがすべて入るかどうかの確認のために使用されます。なお機械の動作エリアを表示する場合に、これらのサイズが箱は引かれます。
「Machining time correction factor」 加工時間修正要因はまさにその名前が示唆するものです。この機械のために使用される、実際の予測加工時間を得るために理論的な加工時間を増加させる要因。この要因は1より大きな値でなければなりません。
「Collet diameter」はDimensionsセクションで定義され、コレット直径はコレット衝突チェック用に使用されます。コレットがモデルを破損するのを防ぎます。

「Feedrate」と「Spindle speed」 に設定された最小と最大の値はオペレーションパラメーター中の速度設定を有効にするために使用されます。加工範囲に異なる機械を選ぶ場合、すべてのオペレーションに対する速度価値がリセットされ、デフォルト価値が使用されます。あなたのNCマシンが迅速な動作用の送り速度を要求する場合、その送り速度はここにセットされる最大の送り速度によって決定されます。

「Rotation axis」は回転軸の存在を示すオプションで、この機械が加工範囲で選択されている場合、回転軸加工を利用可能にするためにはチェックしなければなりません。「Center level」 は実際の回転軸のセンターラインと機械テーブルの間の距離です。この値は、この機械上で回転することができる最大ブロック直径を決定します。
「Number of tools」はこの機械が自動的に格納し選択することができるツールの数です。自動工具交換装置を持っている機械だけがこれを使用するべきです。このオプションも確認のみのために使用されます。

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Library of Postprocessors

DeskProtoによって作成されたすべてのNCプログラムはポストプロセッサーを使用して作られます。これはDeskProtoソフトウェアの一部で機械に依存します。それはあなたのNCマシンによって要求されたフォーマットで正確にNCプログラムファイルを作成します。ウインドウズ用語では、ソフトウェアのこの部分を特別の出力装置用のデバイスドライバと呼ばれます。機械加工用語では、それはポストプロセッサーと呼ばれ、私たちはその名前を使用します。DeskProtoは自分だけのポストプロセッサーを定義することを可能にします(それはウインドウズドライバーでは不可能!)。CNC従事者はこれを「Configurable Postprocessor」と呼びます。

切削パラメーターのうちの1つとして使用したいポストプロセッサーを明示的に選択することはできません。あなたがNCマシンを選択する時それは暗黙に選択されるでしょう。各NCマシン定義は使用されるポストプロセッサーに関する情報を持っています(このマニュアルの前の章を参照)。



「このオプションが上級ユーザだけのために意味がある」という警告メッセージの後に、上に示されたダイアログボックスが表示されます。ここでコピーしたいポストプロセッサーを選んで編集や、ポストプロセッサーを加えたり、削除することができます。
 注:ポストプロセッサー定義に非常に多くのパラメーターを登録しなければならないので、私たちは新しいポストプロセッサーを作成するのに「Add」を使用しないで、新しいものに似ている一つを「Copy」して必要な変更を「Edit」することを推薦します。適切な新しい名前を使用して、それを保存するために確かめてください。

次のダイアログボックスは、DeskProtoにポストプロセッサーを定義するためにすべてのパラメーターを備えたタブページを含んで表示されます。次のタブページが利用可能です。「General」「Start/End」「Movement」「Rapid」「Feedrate」「Spindle speed」「Tool Change.」

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「Name」はポストプロセッサーの選択のために任意のDeskProtoダイアログに現われる名前です。それはファイル名と同じである必要がありません。どのポストプロセッサーを意味するか明白に示す名前を使用してください。各ポストプロセッサーは独自の名前でなくてはなりません。
「Filename」はファイル拡張子.PPRを使用して、ポストプロセッサー定義を保存するために使用されます。既存のポストプロセッサーを編集する場合はファイル名を変更することができません。またプロパティでセットされるDeskProtoドライバーのディレクトリーに(からPPRファイルを加えたり削除することにより、ポストプロセッサーを加えたり削除することができます。

「Line-numbering, 」ファイル出力する時に行番号付けが必要ならば、Line-numberingグループの「Use」をチェックします。さらにそこで定義することができます、番号付けするものが始めるべきファイル中の行「start line」、数が スタートおよびエンドコマンド「Start command」「End command」、始まりの数「start value」および増加数「increment」。

「NC Program File」の最大サイズ「Maximum size」の設定は、例えばDeckel Dialog 4のようにいくつかの古いタイプのNCマシンに必要です。これらの機械はスタートする前にNCファイルを完全に読む必要がありますが、同時に内部メモリに非常に制限があります(256Kb)。

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そのような機械については、200Kb以下かその程度にNCプログラムファイルが分割されていなければなりません。
「Extension」拡張子はこのポストプロセッサーを使用して作成されるすべてのNCプログラムファイル用に使用されます。それは単なるファイル名で、ファイルの内容に影響を及ぼしません。

「New line decimal values」 に入力された値は、出力ファイルのすべての行末に置かれます。通常は「CR」および「LF」に対する、ASCIIコード13および10です。

「Decimal Character」は書かれたNCプログラムファイルの中で任意の実数のために使用されます。例えばX位置が7/2の場合、それぞれ3.5、3,5として出力されるでしょう。

「Start/End」次のタブページはスタートコマンドおよびエンドコマンドと呼ばれる、2つの編集するウィンドウを含んでいます。ここにすべてのNCプログラムの開始に必要、およびそれの終了に必要な行を入力することができます。これは軸モータの回転、単位をメートルかインチにセット、また他のグローバル機能を加えるようなものを含んでいるかもしれません。例のために既に存在するポストプロセッサーを見てください。あなたの機械を動かすその上でOKを押して既存のNCプログラムファイルの中をさらに見ることは、ここで有用です。

「Movement」 タブページは、あなたのNCプログラム中のすべての移動コマンドのフォーマットを決定し、これはこの内容の99.99%でしょう。

各移動は、 スタートコマンド「Start command」、いくつかの座標「Coordinates」およびエンドコマンド「End command」によって構築されます。それらの結果、何が起こるか確かめるためにサンプル行を見てください。スタートコマンドは、どこの座標へどの運動タイプが要求されるか決めます。ほとんどの機械はエンドコマンドを要求しません。
「only for first movement」最初の移動のみに対するオプションは移動をグローバルで命令させます。それが与えられた後、異なるコマンドが与えられるまでそれは有効です。その結果、スタートコマンドはすべてのラインでは繰り返されないでしょう。

X、Y、Z(またA)各々の対する座標値は別々に形成されるかもしれません。1つの座標当たりのスタートコマンドおよびエンドコマンドは、X、Y、ZあるいはAのために座標値があるかどうか決めます。
「Positions」は、使用される文字位置の最少数を与えます。もし単位が7にセットされ、出力が3.000の場合、この例において2つのスペースが加えられ、結果は「X 3.000」となります。

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「Decimals」は、小数点(あるいはコンマ)以下の桁数を与えます。したがって、これは出力の精度に影響します。
「Factor」は、DeskProtoの出力はミリメートルあるいはインチのいずれかです(設定したどちらか)。出力がそれ以外の単位(1/100mmのような)でなくてはならない場合、X,Y,Z座標のために要因を変更することができます。
「Write only if changed」は、座標値が変更された場合だけ変更が書かれます。したがって、コマンド「G1 Y20.0」は、XとZに対する値がこの移動に対して同じのままだろうということを意味します。
「Also sign positive values」は、すべての正方向の座標値の前に「+」を加えます。
「Order」ボタンを1回以上押すことによって、X,Y,Z座標の出力順序を変更します。
「Skip trailing zeros」は、座標値の中の些細な0の削除によりファイルのサイズをより小さくします。例えば、3.400は3.4に、3.000は3になります。あとはサンプル行を見てください。
「Unit」ユニットグループでは、変換されるべき座標値がmmとインチのどちらか選ぶことができます。あなたの機械が同じ単位を使用することを確かめてください。いくつかの機械については、コマンドG70(インチ)あるいはG71(mm)を与える必要があります。「Start/End」タブページの「Start commands」でもそれはできます。さらに正確な単位にDeskProto設定をセットされているか確かめてください。「angle units」 は回転軸加工のために使用されるだけです。したがって、あなたの機械が回転軸を持っていない場合は使用しないでください。

「Rapid」タブページで「Rapid Movement method」は迅速な移動方法を選択することができます。迅速動作は特別の迅速コマンドの使用により、あるいは最大に最初に送り速度をセットし、次に正常な移動コマンドを使用することにより達成することができます。
「only if changed」オプションは、迅速コマンドをグローバルにします。それが与えられた後、異なるコマンドが与えられるまでそれは有効です。

「Feedrate」 タブページにおいては、送り速度コマンドのフォーマット方法を定義することができます。「Use」オプションのスイッチが入れられた場合、送り速度コマンドは単に出力されるでしょう。
「Write only if changed」は、ほとんどの機械でオンでしょう。そうでなければ送り速度はすべての移動ライン上で出力されるでしょう。
「Start command」「End command」その他、再び実際のコマンドをフィールドで使用します(それらの説明は、上記のmovementタブを参照)。あとはサンプル行を見てください。
移動コマンドの前に、あるいはそのコマンドの後に、あるいはそれ自身の個別のライン上で送り速度コマンドを置く3つの方法のどれかでコマンドを出力することができます。

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「Units」ここに定義された単位は任意のFeedrate入力ダイアログボックスの中で正確な単位を示すために使用されます。それらは任意の変換のために使用されません。feedrateに登録される値はNCプログラムファイルにそのままコピーされるでしょう。これらの単位も機械定義ダイアログボックスの中に表示されます。
「Spindle speed」タブページは、軸速度をどのようにするか定義します。書き入れられるフィールドはFeedrateダイアログとほとんど同じです。したがって、説明に関しては、Feedrateコマンドを参照してください。

最後は「Toolchange」タブページです。
デフォルトでDeskProtoは、1加工範囲に1つのNCプログラムファイルを作成します。
しかしながら、すべての工程について異なるカッターは使用することができます。したがって、1加工範囲(1つのNCプログラムの中という意味で)の中で異なるカッターを使用している場合、何でツール変更が起こらなければならないか定義しなければなりません。3つのオプションのうちの1つだけを選んでください。
「Use change-command in NC program」は、NCマシンが自動toolchangeを装備している場合に使用することができます。スタートおよびエンドフィールドを使用してツールチェンジコマンドを定義しなければなりません。このコマンドはツール番号(それはカッター配置ダイアログでセットすることができます)を使用します。例えば1つはカッターの定義、もう1つは実際のツール変更を実行のように、もし必要ならば2行を使用することができます。より多くの行が必要な場合、DeskProtoから呼ぶのに機械のマクロを定義しなければならないでしょう。これは完全に機械に依存するので、それはここに説明することができません。
「Use pause-command NC program」は、同じNCプログラム内でカッターを手動で変更させます。Pauseコマンドでこの目的のために機械を止めなければなりません。Pause入力欄にPauseコマンドを定義しなければなりません。しかし、 ほとんどの機械については、そのようなコマンドが利用可能ではありません。
「Use new NC program」は、新しいNCプログラムに始めさせます。あなたの機械がツール変更をサポートしない場合、あるいはあなたが知らなければ、新しいNCプログラムファイルを選ぶことが最良です。最初のファイルを終了した後に、その後カッターを変更し、新しいカッターの長さ原点位置を修正し、2番目のNCプログラムファイルを始めることができます。

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Library of Cutters

作成されるすべてのNCプログラムは(すべての工程でより精密にするため)、カッター定義を選択する必要があるでしょう。DeskProtoの計算に選ぶカッターは、実際の切削処理で利用できるに違いありません。多くのあらかじめ定められたカッター定義は、DeskProtoに含まれています。これはカッター(それらはDeskProtoの自動的なインストールの間にコンピューターにコピーされた)の一覧です。ほとんどの場合、工程パラメーターを編集する時に既存のカッターのうちの1つを選択することができます。しかし特別のカッターを必要とする場合、既存のカッターを変更するか、あるいはこの「Cutter Library」コマンドで独自のものを定義することができます。



「このオプションが上級ユーザだけのために意味がある」という警告メッセージの後に、上に示されたダイアログボックスが表示されます。ここでコピーしたい切断ツールを選んで編集や、カッターを加えたり、削除することができます。

  「Add,」「Copy」「Edit」ボタンを押すと、次のダイアログボックスはDeskProtoにカッターを定義するためのパラメーターをすべて含んで表示されます。

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「Name」はカッターの選択のために任意のDeskProtoダイアログに現われる名前です。それはファイル名と同じである必要がありません。どのカッターを意味するか明白に示す名前を使用してください。この名前中の何らかの数が半径または直径を意味するかどうか示してください(「Ball6」がR6またはD6を意味するかどうか忘れるでしょう)。各カッターは独自の名前でなくてはなりません。
「Filename」はファイル拡張子.CTRを使用して、カッター定義を保存するために使用されます。既存のカッターを編集する場合はファイル名を変更することができません。またプロパティでセットされるDeskProtoドライバーのディレクトリーに(からCTRファイルを加えたり削除することにより、カッターを加えたり削除することができます。

DeskProtoは3つの基本型の変形である、6つのタイプのカッターを提示します。「flat」(スクエア)、「conic」(テーパー)、また「ball」(ボール)。conicとballの両方とも水平な先端を与えることができ、またconicはボール先端を同様に与えることができます。各タイプについては、さらに軸が実際の切断部分(flute)より太いツールを定義するために「Multiple diameter」オプションをチェックすることができます。Previewに表示された説明図を見てください。

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カッターの以下に述べるサイズがここで指定されます(すべてのサイズがほとんどのカッタータイプに利用可能だとは限りません)。

「Free length」自由な長さはコレットより下のツールの部品の長さです。したがって、カッターの長さの合計ではありません。それはあなたがコレットにどれくらいの長さをカッターを挿入するかに依存するので、自由な長さは一定ではありません。
「Flute length」有効長は刃径(最も小さな直径)の部分の長さなので、刃径とシャンク径が異なるツールにのみ利用可能です。
「Cutting length」刃長は現実にツールが切断できる部品の長さです。それはツールが一つのパスでのこの値より深く行かないとともに、層を計算するために使用されます。あなたが粗取りを使用しない場合、カットの最大の深さをセットするためにこの値を使用するかもしれません。

「Shaft diameter」シャンク径の意味は明らかです。これは刃径とシャンク径が異なるツールにのみ利用可能です。そうでなければ刃径と同じだからです。
「Flute diameter」刃径は計算(半径と混同しないように)のために使用されたカッターの名目上の直径です。
「Tip diameter」先端径は平面先端を備えたカッタータイプのための水平な先端の直径、およびボール/テーパーカッターのボール先端の直径です。したがって、例えば直径6および先端4を備えたボール/水平なカッターは、半径1を残すでしょう(この種のカッター(時々ブルノーズと呼ばれます)。

「Angle」角度はテーパーカッターだけのためで次のとおりです。それは最先端とツールのセンターラインの間の角度です。パラメーターがまだ明らかでない場合は、何がプレビューの中で起こるか試みて見てください。さらにドラフトの角度が3度ある特別の先細カッターを定義するために、このパラメーターを使用することができます。

「Preview」は、このダイアログボックス中でパラメーターをセットする場合それは非常に便利なヘルプで、描画によりあなたに現在定義されたカッター定義を表示します。正確なサイズが最初に入力された場合、プレビューはもちろん単に描画することができます。水平の点線は切断長さを示します。上部の2つの水平線は、自由長を示すためにコレットを示します。

「Number in machine」 機械中のナンバーは使用されるツールの位置を示すために自動工具交換装置の場合にのみ使用されるでしょう。

「Maximum spindle speed」最大の軸速度は、このカッターが高速で使用されないかもしれない場合にセットすることができます。その後、DeskProtoは、このカッターのより高い軸速度を禁止するでしょう。この最大はrpm(毎分回転数)で、回転速度に関係があります。

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Default Part Parameters

このオプションを選んだ後、まず「ここに変更するものすべてがその後作成する新しい部分すべてに影響を及ぼすだろう」と警告されます。
その後表示されるダイアログボックスは加工範囲編集パラメーターダイアログと同じです。したがって、それはここで説明されません。違いは、この機能がすべての新しい加工範囲のために使用される標準設定を調節するということです。これは例えば、特定のNCマシンが自動的に選択されるのを望む、1つを越える工程を使用したい、特定の翻訳方法などを必要とする機械などを持っている、などの場合に使用するオプションです。

これらの標準設定はウインドウズレジストリに格納され、それはすべてのユーザにとって異なります。DeskProtoを使用することを非常に難しくして、完全にこれらのセッティングを台無ししてもいいように、すべてのパラメーターを工場出荷設定に回復するためのボタンがにここに追加されています。このボタンを使用した後に、機械を再びデフォルト機械に選ばなければならないでしょう。

Default Operation Parameters

このオプションを選んだ後、まず「ここに変更するものすべてがその後作成する新しい工程すべてに影響を及ぼすだろう」と警告されます。
その後表示されるダイアログボックスは工程編集パラメーターダイアログと同じです。したがって、それはここで説明されません。違いは、この機能がすべての新しい工程のために使用される標準設定を調節するということです。これは例えば、特定のカッターが自動的に選択されるのを望む、特定の送り速度か軸速度などを必要とするなど場合に、使用するオプションです。

これらの標準設定はウインドウズレジストリに格納され、それはすべてのユーザにとって異なります。DeskProtoを使用することを非常に難しくして、完全にこれらのセッティングを台無ししてもいいように、すべてのパラメーターを工場出荷設定に回復するためのボタンがにここに追加されています。

Default View

このオプションを選んだ後、まず「ここに変更するものすべてがその後作成する新しい工程すべてに影響を及ぼすだろう」と警告されます。この標準視点は「Use default view」コマンド/ボタンを使用した場合に適用されます。

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視点パラメーターを編集するために、表示項目を変更するダイアログがデフォルトパラメーターには無いパラメーターを含んでいるので、特別のダイアログが使用されます。標準視点の中で表示されるために最初に計算されていなければならない表示項目以外は、表示項目はいくつでも選ぶことができます。標準視点に対する視点角度のみセットすることができます。視点高さは常に0で、ズームは100%です。標準視点角度を変更した後、特定のボタンを押すことによりオリジナルのDeskProtoデフォルトに回復することができます。最後に:X、YおよびZ角度に対する3つの値を入力する代わりに、手動で現在の視点角度を好みの角度まで調節し、次に、再び特定のボタンを押すことによりセッティングをコピーすることができます。

Preferences



プロパティを提示する、4つのタブページが利用可能です。

「File-locations」DeskProtoが指定されたファイルタイプを読み書きする場所で、ここにリストされたファイル位置はデフォルトディレクトリーです。これらのディレクトリーは適切な入力欄でクリックし、次に新しいディレクトリーの完全なパス明細(例:C:\DeskProto\)をタイプすることにより、あるいは「Browse」ボタンの使用によりこのダイアログでカスタマイズすることができます。
「Data」 データはDeskProtoが読み込みと保存のダイアログボックスで開く位置です。
データディレクトリーは唯一「Remember last used directory」追加オプションを持ち、これは前回DeskProtoを使用した時にあなたがどのディレクトリーを働いていたかDeskProtoに思い出させます。

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「Drivers」ドライバーはアプリケーションを開始する間に、DeskProtoがドライバー(機種、ポストプロセッサーおよびカッター)を読み込む位置です。新たにこのディレクトリーにコピーした有効なファイルは、DeskProtoを始めた後に自動的に利用可能になります。この位置の変更は一覧からドライバーをすべて削除し(!!)、新しい位置からのドライバーをロードします(利用可能な場合)。開いたプロジェクトはその一覧からのドライバーを使用するので、開いたプロジェクトは一覧を削除する前に閉まるでしょう。新しい一覧が新しい位置でロードされたか作られた後、新しい空のプロジェクトが作成されます。
「Temp」DeskProtoを閉じる度に削除される一時ファイルを格納する位置です。

「Measurement unit」DeskProtoでは単位をメートル法(mm)とインチ(inch)から選ぶことができます。使用するSTLファイルは使用されている単位を明記していないとともに、DeskProtoはここで定義するものとそれらが同じ単位であると仮定しなければなりません。
注:さらにどの単位が機械のために必要か確かめるためにあなたのNCマシンの説明書をチェックしてください。いくつかの機械は、mmでNCファイルを予期し、いくつかはファイルがインチであると予期します。正確なユニットを使用するあなたのポストプロセッサーを形成するために確かめてください。その後、必要な場合、DeskProtoは自動的に単位変換を実行するでしょう。

「Available languages」あなたが、DeskProto設置ディレクトリーのlangサブディレクトリに、ある言語用の適切なファイルをコピーした場合、英語より他の利用可能な言語が存在します。
(例えば、C:\Program Files\DeskProto 3.0\Lang)
各言語については少なくとも2ファイルが必要です(翻訳されたリソースを含んだDeskproto.exeとDpkernel.dll)
Resourceexename.dllおよびResourcekernelname.dll、その中で「name」は言語を表わします。例えば「german」。
さらに翻訳されたヘルプファイルが必要です。
あなたの言語のための翻訳されたバージョンが利用可能かどうか確かめるために、あなたの地方のディーラーと連絡をとってください。

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The tab page Colors makes it possible to customize all colors used on the DeskProto screen:
just use the [...] button to change any color shown.
As you can see different operations can be assigned different colors.
In case of many operations:
the color for operation No. 1 will also be used for No. 6, 11, 16 etc
etc. In case you have made a giant mess of your color settings you can easily
restore the original DeskProto Defaults by pressing the appropriate button.
Checking the option Use fog applies fog to all drawings using lines. This
technique, also called 'depth cueing', improves the perception of depth on your
two-dimensional screen by making lines more vague as the distance is larger (as
if obscured by a light fog). While this does improve readability, in some cases
you need to switch it off, for instance when printing to a printer incapable of
gray values.
Note that some graphics cards do not support fog, in that case switching it off might improve the drawing speed.


「Colors」タブページは、DeskProto画面上で使用される色をすべてカスタマイズすることを可能にします。表示されたどんな色も変更するために[...]ボタンを使用してください。異なる工程が異なる色を割り当てることができることを見ることができます。多くの工程がある場合には、1番目の工程のための色も6番、11番、16番などのために使用されます。もし色設定を非常に台無しにした場合、適切なボタンを押すことにより容易にオリジナルのDeskProtoデフォルトを回復することができます。

「Use fog」オプションのチェックはラインを使用して、すべての図面にfogを適用します。「depth cueing」と呼ばれるこの技術は、ラインをより曖昧にし距離がより遠いように(あたかも軽い霧によって不明瞭になったかのように)することによりあなたの二次元のスクリーン上の深さに対する理解力を改善します。これが読みやすさを改善している一方、灰色の値ができないプリンタに印刷する場合ある場合には、例えばそれのスイッチを切る必要があります。いくつかのグラフィックスカードがfogを支援しないことに注意してください。その場合はそのスイッチを切ると図面速度を改善するかもしれません。

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「NC output」タブページは、Createメニューの中の「Send NC program」コマンドに関係があります。ここでは、このコマンドを利用可能にすることができ、コマンドを与えた後にどのプロセスを始めなければならないか決めることができます。

「NC output」コンボボックスは、ハードウェア出力ポート、外部プログラムあるいは無効の3種類のオプションを含んでいます。

- Noneを設定した場合、機械にNCプログラムを送るコマンドは利用可能ではありません。(灰色表示)
- ポートの選択(シリアルポートCOM.、あるいはパラレルポートLPT、のどちらか)は、コマンドが与えられた後NCプログラムがそのポートへ送られる手段です。これは例えばLPT1またはCOM2でありえます。COMポートの場合には、NCマシンの仕様書によってこのポートを設定することを怠ってはいけません(ウインドウズのスタートメニュー − 設定 − コントロールパネル − ポート)。これは「ボーレート」「データビット」「パリティー」「ストップビット」「フロー」の値を設定することを意味します。
- 「External program」オプションを選択した後に、どのプログラムを使用するか次に指定しなければなりません。

「External program」 外部プログラム欄は、コンピューター上で任意のプログラム(EXEまたはCOM)をブラウズすることができます。DeskProtoは使用されるNCプログラムファイルの名前をコマンドラインパラメーターとして、 コマンドの後に機械加工するべきNCプログラムを続けて、このプログラムを始めるでしょう。目的はあなたのNCマシンのコントロールソフトウェアをここで設定することです。しかしながら、事実上はどんなプログラムも選択することができます。例えば切削シミュレーションソフトウェア、あるいは(頑固者のために)DeskProtoが作成したNCプログラムを変更するWordpadのようなテキストエディター。

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「Advanced」タブページが最後に1つのオプションのみを示しています。

「Dynamic drawing」は、左のマウスボタンがビューウィンドウの内部で押されている、あるいはサムホイールを使用している間、描画される内容です。これはマウスで図形および他の項目を移動させる間、連続的に再描画することを意味します。「Draw limited number of entities」オプションを選ぶこと、また表示される数を減少させることは、図形および他の表示項目(ここで使用される構成要素の、ポイント、ラインおよび面)を移動させる速度を増加させます。
より多くの表示項目が描画されている場合、入力する最大の数はすべての可視の表示項目を分割します。あなたが0に構成要素の数をセットすれば、図形の大きさの直方体だけが動的な画面中に表示されます。

構成要素の最適の数は、あなたのグラフィックスカードの能力に依存します。ハードウェア回転などを特色とするオープンGLカードは高速に多くの構成要素を扱うことができます。シンプルなグラフィックスカードについては、リアルタイムの結果を達成するその数はより低くできているに違いありません。

注:DeskProto設定はウインドウズレジストリに格納されます。各ユーザが持っている個別化されたDeskProto設定の個々のセットはそこに格納しました。

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Help menu



 「Help Topics」オプションはDeskProtoオンラインヘルプシステムの目次のページにを開きます。下記の説明を参照してください。

「Quick Start」は、「マニュアルを読まずにスタートする方法」の短い概略を与えるので新規のユーザに役立つでしょう。

「About DeskProto」は、あなたのDeskProtoのについいての、著作権、バージョン番号およびプログラム作成日を表示します。

DeskProto Lite shows two more options in the help menu: Using the command Register you can convert your time-limited trial version of DeskProto Lite to a (paid) full version.

DeskProtoライト版はヘルプメニューの中でもう2つのオプションを示します。

「Register」コマンドは、試行期日バージョンを完全なDeskProtoライト版(支払済)に変換することができます。これは、試用期間中あるいはその試用期間の後にいつでも、このダイアログに名前および登録コードの有効な組み合わせを入力することにより行うことができます。
登録コードは「Order form」ボタンで表示される注文用紙を使用して得ることができます。登録するには、この用紙に記入して、それを印刷して、Delft Spline Systems社(ファクス番号は登録用紙に印刷されます)にそれをファックスしてください。開けるコードをできるだけ早く受け取るでしょう。
注文用紙に入力した名前にこのコードが属することに注意してください:名前およびコードの両方を入力しなければなりません、正確に、場合(上部、あるいは低く)、スペース、句読およびその他同種のものを含めて与えられたとともに。万一コンピューターを改良すれば、再びそれを必要とするので、供給された名前およびコードは注意深く保管してください。

登録した後に、登録ダイアログはもはや必要でなく、登録情報対話と取り替えられるでしょう。

「Upgrade」 コマンドは、DeskProto完全版とDeskProtoライト版を比較した、多くの有用なオプションに関する情報を与えて、魅力的な価格でこの十分なバージョンに改良することを推奨します。

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上記の DeskProtoヘルプに示された目次のページはすべての概略に利用可能なヘルプの目次を提供します、編成された「本」。本の上でダブルクリックするとそれを開き、かつ表示されたアイテムのうちの1つの上でダブルクリックすると適切なヘルプページが表示されます。「目次」タブページに加えて、もう2つのタブが利用可能です。インデックスページは特定の主題上のヘルプおよびヘルプシステムでどんな単語あるいは句が存在するページを見つけるために使用することができます。

ヘルプテキストを読んでいる間、付加的な関連する情報は、テキスト中でアクティブなアイテム(ハイパーリンク)をクリックすることにより容易にアクセスすることができます。

アクティブな言葉は緑で強調されている、一方、活発なアイテム上に移動された時カーソルが「手」に変わっているかもしれません。DeskProtoヘルププログラムはさらに、より多くの情報を得るためにクリックすることができる多くのアクティブな絵(例えばボタン)を含んでいます。

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上に示されるようにしてDeskProtoでインストールされたオンラインヘルプシステムを始めることができます。

 さらに、ヘルプを開く他のいくつかの方法は同様に利用可能です。もちろんヘルプボタンを押して、その内容でシステムを開くことができます。

 特定のトピックに関するヘルプを開くために使用される「コンテキストセンシティブヘルプ」のためのボタン。

さらにダイアログボックスはすべて、そのダイアログボックスの使用に関するヘルプ情報を提供するヘルプボタンを持っています。

ヘルプシステムもウインドウズのスタートボタン(スタートメニューの「プログラム」、「DeskProto」グループ)を使用してDeskProtoから独立して始めることができ、また最後にDeskProtoヘルプにアクセスするためにデスクトップ上にショートカットを定義することができます。

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Compatible CAD-software

DeskProtoがSTLファイルをサポートするとともに、それはプロトタイプ作成用にCADシステムによって使用された最も広範囲のデファクトスタンダードファイルタイプなので、ファイル転送は多くの問題なしで可能に違いありません。どんな現在の3D CADシステムもSTLファイルでエクスポートすることができます。さらに、同様に利用可能な2つのフォーマットDXFおよびVRMLは、任意のソフトウェアからの図形互換性の成功をほぼ保証します。

私たちは互換性をもつソフトウェアの完全なリストを提示しません(それはこのマニュアルには長すぎるでしょう)。しかしながら、少数の広範囲のCADシステムのためのエクスポートフィルタ上の少数の注意点があります。
注:商標はすべてそれぞれの所有者によって所有されます。

General remarks:

オリジナルのステレオリソグラフィシステムは、DeskProtoよりSTLファイル用のより多くの厳しい必要条件を行っています。それは正方向な座標値だけを受理します、小さな欠落、仮に2つの三角パッチ間の0.001mmは致命的です。完全で真実の固体が存在するに違いありません。DeskProtoはこれらのすべてのエラーに関心がありません。

Iいくつかのソリッドモデラーの中で、例えば「Pro Engineer」ではソリッドモデルをSTLファイルでエクスポートするためにそれらオプション用を要求するのでいくつかの注意が必要です。ステレオリソグラフィについては確かにこれが必要です。またそれは、有効な固体を得るために多くの余分な仕事を要するかもしれません。DeskProtoについては、STLファイルが有効な固体である必要がありません。
2進法とASCII STLファイルの両方が受理されます。

いくつかのサーフェイスモデラーは、無効の状態を含んでいるSTLファイルを生産します。その場合、DeskProtoの中の図面は表面の一部を黒色で表示します。その理由は図形の一部についてSTLファイル中の正常なベクトルが逆になているがらです(無効の固体になります)。表示項目ダイアログで「Render backfaces」ことをチェックすることによりこれを修正することができます。そのような図形用のNCツールパスを計算する場合、図形の一部はさらに完全に見当たらなく見えるかもしれません。その解決は編集プロジェクトパラメーターダイアログボックス中でオプション「Skip Backfaces」のスイッチを切ることです。

DXFファイルについては、状況がより複雑です。ほとんどどんなCADシステムもDXFをエクスポートすることができます。

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しかしながら、DeskProtoはDXFファイルの中で特定のタイプの図形のみをサポートします。小さな三角パッチでできた図形(面)。DXFでは、サポートされた構成要素が3D FaceおよびPolyface Meshと呼ばれます。それは一般にSTLを使用するように助言されます。しかしながら、いくつかのCADパッケージについては、STLは支援されず、代わりにDXFが使用されています。
3D Studio Max (older versions)
Corel Dream 3D
Form Z (older versions)

標準のVRMLファイルのVRMLバージョン1およびバージョン2の両方は、DeskProtoによってほとんど完全にカバーされます。(まだ)サポートされていない構成要素は、球体、円錐および円柱、およびカスタムノードタイプ定義の概念です。注:VRMLのファイル拡張子はWRLです。

CADとCAMのシステム間のデータを転送するために使用されるファイルタイプは、IGESファイルです。すべてのタイプの変換エラーを可能にして、それらがはるかにより複雑な方法でデータを格納するので、DeskProtoはIGESファイルをサポートしません。理論上、IGESはSTLよりより高品質のトランスファーを提示します。しかしながら、目的のプロトタイプを作るために、STLは十分です。より多くのツールの運用がIGESデータ上で可能なように、IGESは造型のための長所を持つかもしれません。多くの高額のCAMパッケージはこの種の機能性を提示しています、しかしこれは金額および使いやすさの両方で高コストです。

Program specific remarks:

「Pro Engineer」のより古いバージョンでは、必要なエクスポートオプションがSTLではなくSLA(ステレオ石版装置)と代わりに呼ばれます。Pro/Eは、STLファイルの正確さをセットするために2つのパラメーターを提示します。弦高さおよび角度コントロール。真実の固体はこのオプションを可能にする必要があることに注意してください。
弦高さのために、0(ゼロ)を入力する。その後、Pro/Eは最小を示し、また最大は値を許しました。滑らかなプロトタイプのために最小値を使用してください。角度コントロールについては、ほとんどの場合0.5のデフォルトでOKです。より滑らかな表面のためにはより高い値を使用してください。負でない座標が必要かどうかあなたが尋ねられる場合、両方のオプションがDeskProtoでは可能です。

Unigraphicsでは、2つのパラメーターがSTLファイルの正確さを定義するために使用されます。三角形公差(tri tol)および隣接公差。
三角形公差は0.0025と2.5(mm)の間でセットされるに違いありません。0.8のデフォルトは貧弱な一部分に帰着します。丸めて0.01の値を代わりに使用します。
隣接公差は三角形間の小さな欠落を防ぐため、表面のためだけに必要です。デフォルトを使用してください(このセッティングはDeskProtoに影響を及ぼしません)。

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注:Unigraphicsでは、STLエクスポートは追加オプションで料金追加してのみ利用可能です。

AutoCAD R11/R12でSTLファイルは、それはAMEモデリング拡張の部品であるコマンドSOLSTLOUTを使用して生成することができます。図形は最初に正方向の八分円(すべてのX、YおよびZは正方向)に置かれるに違いありません。AutoCAD R13では、コマンドSTLOUTが使用されるに違いありません。それ、3D固体(ソリッドモデリングオプションを使用して作成された図形)にとってのみ可能です。最初に正方向の八分円の部分移動してください。デザイナーのパラメトリックの拡張を使用している場合、STLOUTを実行する前に最初にその部分を分解させなければなりません。その後、取消すことができます、元来設計されるような部分に取り戻すために

精度はAutoCADシステム変数FACETRESを使用してコントロールすることができます。その範囲は0.01と10の間にあります、デフォルト価値は1です(それは大部分ではOKです)。この値を増加させることは、面の数を増加させるでしょう(およびSTLファイルサイズも大きくなります)。

より新しいAutoCADバージョンは、利用可能なエクスポートオプションのうちの1つとしてSTLを示します。

「Autodesk Mechanical Desktop」では、STLファイルを書く前に、さらにソリッドを構築しなければなりません。
Here the procedure is to first explode the solid (only the part, not 'all'; remove it from any assembly first), then set the facet resolution (advised: max = 10) by typing "facetres <0.5>:10", move the solid in the positive X, Y, Z octant, and then do file...export...file type STL.
この全手続きのために連続的なラインレイヤを使用してください。

「Solid Edge」のSTLでは、出力が部分エディターにおいてのみ可能ですので、アセンブルのためにではありません。これがまだある場合、あなたを必要とした、部分エディターの中で「挿入する」コマンドを使用して、アセンブル(ASMファイル)を一部分に変換することができます。オブジェクトを挿入するアセンブルを選ぶことができるとともに、その後どれが一部分に変換、およびその後STLにエクスポートされるかもしれません。

実際には、ほとんどの3D CADパッケージは、STLファイルの精度をセットするために少数のパラメーターを提示します(また、三角パッチの数およびファイルサイズ)。多くはさらに、あなたが受理可能な解決のために使用する値に関するフィードバックを与えて、幾分に「プレビュー」オプションを提供するでしょう。

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Index

Accuracy . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Add geometry . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
Ambient . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46, 53
Ambient skipping . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
Angle of cutter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Apply . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
AutoCAD . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
Axis cube . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Backfaces . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30, 34
Basic milling wizard . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
Block dimensions . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
Block size . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
Border . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
Buttons . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
CAD geometry . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
CAD software . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89, 91
Calculate toolpaths . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
Calculate Z-Grid . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
Camera position . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
Cavity . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
Center around rotation axis . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
Center level . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
Climb milling . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
Clipboard . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Collet collision check . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
Collet diameter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
Collision check . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
Colors . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
Command reference . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10, 15
Compatible CAD-software . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
Configurable postprocessor . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
Configuration . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
Context menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
Conventional milling . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55

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Copy . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Correction factor . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61, 70
Create menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
Crosswise . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Cut . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Cutter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48, 77
Cutter file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
Cutter type . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
Cutting length . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Cutting tool Library . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
Data directory . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
Default colors . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
Depth cueing . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
Detailing . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
Direction . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
Display Relative values . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44, 53
Distance between the toolpaths . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Dongle . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
DPT file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
Draft . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
Drivers directory . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
DXF file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21, 89
DXF file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
Dynamic drawing . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
Dynamic Feedrate control . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
Edit menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Edit support blocks . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
Estimate Machining Time . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
Exit . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
External program . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
Feedrate . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49, 55, 70, 74
File information . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
File menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
File-locations . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
Finishing . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
Flip normals . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
Flute diameter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Flute length . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78

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Fog . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
Free length . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Free movement height . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
Full . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
Geometry file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17, 34
Geometry Info . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
Geometry, points . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Geometry, rendered . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Geometry, wireframe . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Hardware . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
Height/step ratio . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
Help menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
Help, context sensitive . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
Hidden lines . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
High chip loads . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56
Hyperlinks . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
IGES file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
Inch . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Inverse milling . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
Language . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Layer height . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Layout . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
Lite . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7, 85
Load geometry . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
Machine . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37, 69
Machine file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
Machine independent toolpath file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
Machine Library . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
Machining time . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
Machining time correction factor . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
Main views . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
Meandering . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
Mechanical Desktop . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
Menu-bar . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Metric . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Minimum required hardware . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
 
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Mirror . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
Mouse function . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Mouse panning . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Mouse rotation . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Mouse zooming . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Multiple diameter cutter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
NC editor . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
NC output . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
NC program . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
NC Program file extension . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
NC Program file size. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
NC program to machine . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
New project . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
Normal vector . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
Number of cutter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Number of tools . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
Open an existing project . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
OpenGL . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7, 84
Operation . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
Operation parameters . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
Operation parameters, default . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
Operation, name . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
Operation, visible . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14, 30
Options menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
Orientator . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Orientator on workpiece zero point . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Pan . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Parallel . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Parameters menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
Part . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
Part dimensions . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
Part name . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
Part parameters . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
Part parameters, default . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
Part, current . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
Paste . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Plunge . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
Postprocessor . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69, 72

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Postprocessor file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
Postprocessor Library . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
Precision . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Preferences . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
Preview (cutter) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Print Image . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
Print image preview . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
Print project data . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
Print Setup . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
Pro/Engineer . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
Project file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
Project parameters . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
Project Tree . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14, 27
Project Window . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
Properties . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
Pull down menus . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Rapid . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
Rapid prototyping . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
Recent File List . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
Register . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
Registration code . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
Registry . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
Remember last used directory . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80
Remove hidden lines . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Render backfaces . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Rendering . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Resources . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Rotation . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28, 39
Rotation axis . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37, 39, 70
Rotation axis wizard . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
Roughing . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
Save . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
Save as . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
Save Geometry . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
Scale . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
Scene . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Screen layout . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
Segment . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30, 40, 43
Selected item . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14

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Send NC program to machine . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
Set graphically . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44, 53
Shaft diameter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Simulation . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
Skin . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
Skip ambient . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
Skip backfaces with calculations . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
Skip trailing zero痴 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
Smoothing contour . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
Solid model . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
Speed . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Spindle Speed . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49, 70, 75, 78
Spiral . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Status bar . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9, 25
Stepsize along the toolpath . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Stereolithography . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7, 89
STL file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7, 21, 89
Strategy . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Sub-segment . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31, 52
Subjects in view . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Support . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
Support blocks (bridges) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
Surface model . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
Surface quality . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50, 51, 55
Temp directory . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Thumb wheels . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
Tip diameter . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
Title . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
Title bar . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
Tool . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
Toolbar . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11, 25
Toolchange . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
Toolpath . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31, 59
Transform . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
Translate . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
Translation . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Two-sided milling wizard . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
Unigraphics . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
Units . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74, 75, 81

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Upgrade . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
Use rotation-axis . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
Vertical surfaces . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
Vertices . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
View menu . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
View Window . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
View, default . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
Viewpoint . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
VRML file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7, 90
Window Layout . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
Wireframe . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
Wizard . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
Working area . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
Working area of machine . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
Workpiece zero point . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37, 47
WRL file . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
Z-Grid . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31, 63
Zoom . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28, 32
Zoom window . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28

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